
こんにちは。仏壇屋3代目のこうすけです!
実家の仏壇を自宅に移すなら、閉眼供養(魂抜き)、運送、開眼供養(魂入れ)の順に進めるのが一般的です。費用は引越業者などの運送費(要見積もり)に、閉眼・開眼それぞれのお布施1万〜5万円程度(自社調べ)が加わります。
自宅にそのまま入らない場合は、「小さく作り直して移す」「供養したうえで手放す」「位牌などだけ先に持ち帰る」という道もあります。遠方に住んでいても、相談や見積もりは電話やLINEで先に済ませておき、帰省は引き取り当日の1回に集約すれば、無理なく進められます。
この記事でわかること
- 実家の仏壇を「移す・小さくして移す・手放す・位牌だけ持ち帰る」の4択と、それぞれの費用・立ち会いの要否
- 実家の仏壇を自宅に移す手順と費用(閉眼供養・運送・開眼供養)
- 実家と自宅で仏壇が2つになるときの考え方
- 遠方でも帰省1回で供養から運び出しまで終える段取り
- 実家の仏壇を手のひらサイズに作り直して自宅で受け継ぐ方法
【早わかり】実家の仏壇を自宅に移すときの要点
- 移す順番は、実家で閉眼供養(魂抜き)、運送、自宅で開眼供養(魂入れ)が一般的。宗派によって考え方が異なるため、進め方は菩提寺に確認する
- 仏壇は宅配便では送れないのが一般的。引越業者や仏壇の運送に対応した業者に見積もりを取る
- 閉眼供養・開眼供養のお布施はそれぞれ1万〜5万円程度(自社調べ)
- 自宅に入らないときは、結壇で実家の仏壇の一部を手のひらサイズに作り直して自宅へお届けできる。梅コース118,000円(税込)〜・引き取りは全国対応(地域別18,000〜51,000円・魂抜きの費用込み)・納期は約2〜3ヶ月
- 相談・見積もりは電話やLINEで済ませ、帰省は引き取り当日の1回に集約するのが基本形
実家の仏壇が自宅にそのまま入らないなら、選択肢は2つです。どちらも当日の立ち会いだけで進められます。
▶ 手放すなら: 結壇の仏壇処分(全宗派の供養に対応)
▶ 小さくして移すなら: 仏壇の一部を手のひらサイズにリメイクしてご自宅へ配送
この記事は、実家を離れて暮らしていて、親御さんの死去や介護施設への入居、実家の売却・解体などをきっかけに、実家に残る仏壇を自宅に移すかどうか考え始めた方に向けて書いています。
稲垣 亘佑いながき こうすけ
創業60年の仏壇製造会社の3代目です。仏壇の一部分をそのまま活用し、手のひらサイズの仏壇に生まれ変わらせる結壇(ゆいだん)というサービスをやっています。大切な仏壇の想いと歴史を受け継ぐお手伝いをさせていただきます。
実家の仏壇、自宅に移す?小さくして移す?手放す?【4択の比較表】

実家の仏壇への向き合い方は、「そのまま自宅へ移す」「小さく作り直して移す」「供養したうえで手放す」「位牌などだけ先に持ち帰って保留する」の4つに整理できます。どれか1つだけが正解というものではなく、住まいの事情とお気持ちの両方で選ぶものです。
きっかけは親御さんの死去だけではありません。介護施設への入居、実家の売却や解体、空き家になった実家の整理など、さまざまなご事情があります。当店にも「実家に仏壇だけが残っていて、どうしたらいいか分からない」というご相談が増えています。
注意したいのは、空き家に仏壇を置いたままにすると湿気やほこりで傷みが進むことです。売却や解体が決まれば引き渡し日という期限も生まれるため、しばらく実家に置いておく場合も、いつまでにどうするかは決めておきたいところです。
遠方から選ぶときの比較ポイントは、費用に加えて「帰省や立ち会いがどれだけ必要か」です。4つの方法を一覧にまとめました。
| 方法 | 費用の目安 | 帰省・立ち会い | ポイント |
|---|---|---|---|
| そのまま自宅へ移す | 引越業者などの運送費(要見積もり)+閉眼・開眼のお布施 各1万〜5万円程度(自社調べ) | 搬出時に立ち会い | 宅配便では送れないのが一般的。自宅の置き場所の確保が前提 |
| 小さく作り直して移す(結壇のリメイク) | 梅コース118,000円(税込)〜+引き取り費18,000〜51,000円(魂抜きの費用込み) | 引き取り当日のみ | 相談は電話・LINE。完成品は自宅へ配送。納期は約2〜3ヶ月 |
| 供養したうえで手放す | 粗大ごみは数百円〜2,000円程度(自治体により異なる)、仏壇店・専門業者は小型1万〜2万円程度・大型は数万円程度(自社調べ)。供養を行う場合はお布施1万〜5万円程度(自社調べ) | 供養・引き取りの日に帰省 | 供養と本体の処分は分けて考えるのが基本 |
| 位牌などだけ先に持ち帰る | 交通費のみ | 帰省のついでに可能 | 本体の結論を急がずに済む中間の方法 |
実家の仏壇をどうするか、まだ方向性から迷っている方は、実家の仏壇はどうするか(3つの選択肢と費用)で全体像を先に確認しておくと判断しやすくなります。
実家の仏壇を自宅に移す手順と費用(閉眼供養・運送・開眼供養)

実家の仏壇をそのまま自宅へ移すこと自体は可能です。ただし、宅配便では仏壇を取り扱っていないのが一般的です。運ぶなら引越業者や、仏壇の運送に対応した専門業者に見積もりを取ることになります。
移動の前には、閉眼供養(へいげんくよう)を行うという考え方が一般的です。閉眼供養とは、仏壇から魂を抜く供養のことで、「魂抜き(たましいぬき)」とも呼ばれます。長年手を合わせてきた仏壇に感謝を伝え、気持ちの区切りをつけるという意味合いがあります。新しい場所に据えたあとは、魂を入れ直す開眼供養(かいげんくよう)を行います。宗派によって考え方が異なり、「魂抜き」「閉眼供養」という言葉を使わない宗派もあります。ご自身の宗派の正式な進め方は、菩提寺に確認すると確実です。菩提寺(ぼだいじ)とは、代々のお墓や法要をお願いしているお寺のことです。
ステップ1:自宅の置き場所を測る
最初の壁は置き場所です。実家サイズの仏壇は高さも奥行きもあり、マンションなど今の住まいにそのまま納まらないケースが少なくありません。移すと決める前に、置きたい場所の幅・高さ・奥行きを測っておきましょう。扉を開けたときの前側のスペースも忘れずに確かめておくと、据えたあとで困ることがありません。
ステップ2:引越業者・仏壇の運送に対応した業者に見積もりを取る
運び出しを頼む場合は、仏壇の寸法と、仏間から玄関までの通り道の様子を業者に伝えておくとスムーズです。廊下の幅や階段の曲がり方で、搬出の方法や人数が変わるためです。遠方で現地に行けないときは、搬出経路を家族に写真で撮ってもらい、見積もりの段階で送っておくと当日の追加作業を防げます。
ステップ3:実家で閉眼供養を行う
菩提寺に閉眼供養をお願いする場合、お布施の目安は1万〜5万円程度(自社調べ)です。実家まで足を運んでいただく場合は、御車代・御膳料として数千円〜1万円程度(自社調べ)を包むこともあります。日程の相談は電話でできるので、搬出日の午前に供養をお願いするなど、帰省の予定に合わせて調整しやすいのが利点です。
ステップ4:運送して自宅に据える
業者が搬出・運送し、自宅の置き場所に据えます。仏具や位牌は小さく壊れやすいものが多いため、どれを業者に預け、どれを手で持ち帰るかを事前に決めておきましょう。
ステップ5:自宅で開眼供養を行う
自宅に据えたあとは開眼供養を行います。お布施の目安は閉眼供養と同じく1万〜5万円程度(自社調べ)です。菩提寺が実家の近くにあって自宅から遠い場合は、開眼供養をどなたにお願いするかも、閉眼供養の相談のときに菩提寺へ一緒に聞いておくと段取りが一度で済みます。菩提寺がない場合は、僧侶手配(お坊さん派遣)サービスという選択肢もあり、定額は3万〜5万円程度(自社調べ)です。お布施や御車代を含んだ定額になっていることが多いです。
移す前に、小さく作り直す場合とも比べてみませんか
引越業者の運送費と閉眼・開眼供養を合わせた額と、手のひらサイズに作り直す場合の総額(コース料金+地域別の引き取り費)を比べてから決めても遅くありません。
実家と自宅で仏壇が2つになる場合の考え方

自宅にすでに仏壇があるご家庭では、実家の仏壇を移すと仏壇が2つになります。このとき取れる形は、大きく次の3つです。
- 2つとも祀る:実家の仏壇と自宅の仏壇を並べて、それぞれに手を合わせる形です。置き場所に余裕があるご家庭向けです
- 1つにまとめる:実家の位牌を自宅の仏壇に移し、実家の仏壇本体は供養したうえで手放す形です
- 実家の仏壇を小さくして並べる:実家の仏壇を手のひらサイズに作り直し、自宅の仏壇の近くに置く形です。場所を取らずに、実家の仏壇の面影も残せます
仏壇が2つあること自体に決まった作法はない、という考え方が一般的です。ただ、位牌をまとめるかどうかや並べ方は宗派・寺院によって考え方が異なります。家族みんなのご先祖さまに関わることなので、あとから悔いを残さないよう、決める前に菩提寺に一声かけておきましょう。
それぞれの方法の進め方は、仏壇が2つになったときの4つの方法で詳しく解説しています。
遠方でも帰省1回で終える段取り4ステップ

遠方からの仏壇の移動や仏壇じまいは、「帰省前に決めて、帰省1回で終える」が基本形です。決めごとと相談は電話やLINEで先に済ませ、供養と搬出・引き取りを同じ日程にまとめます。
ステップ1:家族・親族と方針を話す
まず、兄弟や親戚と「実家の仏壇をどうするか」を共有しましょう。あとで揉めないためだけではなく、家族みんなのご先祖さまだからこそ、全員で丁寧に向き合い方を決めたいからです。離れて暮らしていても、電話やグループチャットで十分に話し合えます。
ステップ2:菩提寺と業者に遠方から相談する
菩提寺への連絡は、遠方からの電話で始められます。事情を伝えたうえで、供養の進め方や日程を相談しましょう。
業者への相談も同じで、仏壇のおおよその大きさや、仏間から玄関までの通り道の写真を送っておくと見積もりが具体的になります。結壇でも、ご相談は電話またはLINEで受け付けています。
ステップ3:供養日と搬出・引き取り日を同じ帰省日程にまとめる
供養と搬出を別々の帰省にすると、交通費も休みも倍かかります。移す場合と手放す場合で、まとめ方が少し変わります。
- 自宅に移す場合:実家での閉眼供養を午前に、引越業者などの搬出を午後にまとめます。自宅での開眼供養は、仏壇が届いて据えたあとに、自宅側で日程を組みます
- 手放す場合:菩提寺の供養を午前に、業者の引き取りを午後に、というように同じ日程へ寄せるのがコツです
日程が決まったら、実家の鍵の管理や当日の駐車場所も確認しておきます。細かいことですが、遠方だと当日にやり直しがきかないため、前もって確かめておくことが大切です。
ステップ4:当日は中身の最終確認と立ち会い
当日は、仏壇の引き出しを業者と一緒に開けて、通帳や印鑑、現金、古い写真などが残っていないか最終確認します。ご家族だけで事前に確認しきるのは難しいので、この時間は必ず取ってください。
ここまで済めば、あとは業者に任せられます。結壇の場合、処分でもリメイクでも、当日にお願いするのは立ち会いだけです。
移さずに手放す場合の方法と費用
手放す場合は、「供養」と「本体の処分」を分けて考えるのが基本です。閉眼供養を執り行うのは寺院・僧侶で、本体の運び出しや処分は業者・自治体に頼むという役割分担になります。
寺院が仏壇本体まで引き取ってくれるケースは極めて稀です。「お寺に全部お任せできる」とは考えず、供養は菩提寺に、本体は別の方法で、と切り分けて考えるのが現実的です。
本体の手放し方と、遠方から選ぶときの注意点は次のとおりです。
| 手放し方 | 費用の目安 | 遠方から選ぶときの注意点 |
|---|---|---|
| 実家の自治体の粗大ごみ | 数百円〜2,000円程度(自治体により異なる) | 収集日の朝に現地で運び出す人手が必要。供養は別途 |
| 仏壇店・専門業者に依頼 | 小型1万〜2万円程度・大型は数万円程度(自社調べ) | 日程を合わせて引き取りに来てもらえる。供養(僧侶の手配)まで相談できるかを確認する |
| 不用品回収業者 | 1万〜4万円程度(自社調べ) | 市区町村の一般廃棄物収集運搬業の許可の確認が必須。供養なしが多い |
| 結壇の仏壇処分 | 全国一律のサイズ別料金 | 当日は立ち会いのみ。全宗派に対応した供養をオプションで付けられる |
実家の自治体の粗大ごみは最も安く済む一方で、遠方に住んでいると収集日に合わせて帰省するか、近くの親族に頼むことになります。不用品回収業者は、電話一本で片づく手軽さが魅力です。ただ、遠方で現地を確認しにくいからこそ、許可の有無と供養に対応しているかどうかは必ず確かめてください。方法ごとの細かい手順は、実家の仏壇はどうするか(3つの選択肢と費用)でまとめています。
結壇の仏壇処分サービスを利用する
結壇では、全国一律のサイズ別料金で仏壇の引き取り処分を行っています。対応エリアは全国(一部地域を除く)です。搬出は提携の物流サービスが担当し、当日は立ち会いのみで済むため、帰省は引き取り日の1回にまとめられます。供養のオプションを付けた場合は、提携寺院の住職が全宗派に対応して供養を執り行います。別途お布施を用意する必要はありません。
処分を選ばれた場合も、結壇では仏壇の一部を写真立てに作り直してお返しし、供養完了の証である「祈りの証」プレートを供養後1〜2ヶ月ほどでお届けします。仏壇というモノを手放したあとも、手を合わせる気持ちの置きどころが残るようにという考えからです。料金や流れは結壇の仏壇処分のページでご確認いただけます。
捨てずに残す選択肢:実家の仏壇を手のひらサイズにして自宅で受け継ぐ
実家には置いておけない。自宅には大きすぎる。それでも捨てたくない。この悩みをまとめて解消できるのが、実家の仏壇の一部を活かして手のひらサイズに作り直すリメイクです。ほかの小さくする方法との違いは、仏壇を小さくする3つの方法と費用で比べています。
ひとくちに「捨てたくない」と言っても、中身は人それぞれです。実家の仏壇というモノそのものを残したいのか、手を合わせる場所が守れれば十分なのか。前者ならリメイクが合っています。後者なら、位牌を自宅の仏壇にまとめる方法や、写真立てのお返しがある結壇の仏壇処分でも、手を合わせる気持ちの置きどころは残せます。
仏壇のリメイクを手がける業者は限られていて、この方法を知らないまま処分を決めてしまう方も少なくありません。一般的なリメイクはオーダーメイド型で料金が分かりにくく、相場は30万〜100万円程度(自社調べ)、納期は3ヶ月〜半年程度が目安です。結壇では料金をパッケージ化しており、仏壇の一部を活かす梅コースが四角型118,000円・円背型128,000円、引き取った仏壇のみを使って作る竹コースが四角型168,000円・円背型188,000円、フルオーダーの松コースが298,000円〜です(いずれも税込)。納期は約2〜3ヶ月で、魂抜きをしたうえで職人が製作します。
遠方の方に特にお伝えしたいのは、結壇のリメイクの流れが「実家に通えない」という悩みとそのまま噛み合う点です。
- ご相談・お見積もりは電話またはLINEで進められます
- 引き取りは全国対応で、弊社スタッフまたは提携の物流サービスが実家まで伺います。費用は地域別に18,000円(静岡)〜51,000円(北海道)で、魂抜きの費用も含まれています
- 帰省は引き取り当日の1回に集約できます
- 完成した手のひらサイズの仏壇は、ご自宅へ配送でお届けします
自宅にすでに仏壇があるご家庭でも、手のひらサイズなら自宅の仏壇の近くに無理なく並べられます。「この彫りを残したい」「扉の面影を活かしたい」といったご要望は、職人がお話を伺いながら形にします。3辺合計400cmを超えるような大きなお仏壇についても、まずはお気軽にご相談ください。
兄弟が離れて暮らしているなら、1つの仏壇から複数のミニ仏壇を作って分け合う方法もあります。結壇では2つ以上のご注文で、2つ目以降が30,000円OFFになります。実際に、実家の取り壊しをきっかけにリメイクを選ばれた方の声をお客様の声で紹介しています。
コースの詳細はご利用料金を、引き取りから納品までの流れはサービス案内をご覧ください。
こんな人におすすめ・おすすめしない人
小さく作り直して受け継ぐ方法にも、向き不向きがあります。ご自身の状況と照らし合わせてみてください。
小さく作り直す方法がおすすめの人
- 実家の売却・解体や施設入居で、仏壇を動かす期限が決まっている方
- 何度も帰省できないけれど、ご先祖さまときちんと向き合って区切りをつけたい方
- 自宅に大きな仏壇を置く場所はないが、捨てることには抵抗がある方
- 自宅にすでに仏壇があり、実家の仏壇を並べて置くスペースまではない方
- 離れて暮らす兄弟で、実家の仏壇の思い出を分け合いたい方
おすすめしない人
- 自宅に仏間や十分なスペースがあり、実家の仏壇をそのまま移せる方。引越業者などへの運送依頼と、移動前後の供養の相談だけで足ります
- 費用を最小限に抑えることが最優先の方。実家の自治体の粗大ごみなら数百円〜2,000円程度(自治体により異なる)で済みます。ただし収集日の朝の運び出しと、供養を行う場合の手配は別に必要です
帰省は1回、相談はLINEで
ご相談とお見積もりは電話かLINEで進められます。引き取り当日の立ち会いだけで、処分も作り直しも承ります。
手放す方は結壇の仏壇処分へのお問い合わせ、小さくして受け継ぐ方はリメイクのサービス内容・ご利用料金・お客様の声をご覧ください。
よくある質問
Q1. 一度も帰省せずに、実家の仏壇の片づけを終えられますか?
貴重品の最終確認と鍵の開け閉めがあるため、引き取り当日の1回は立ち会うのが基本です。どうしても難しい場合は、近くに住む親族に立ち会いを代わってもらう方法があります。結壇では相談から見積もりまで電話やLINEで進められ、当日も立ち会いのみで済むため、帰省は最短1日にまとめられます。
Q2. 位牌や過去帳だけ先に自宅へ持ち帰ってもいいですか?
持ち帰ること自体は可能で、本体の結論を急がずに済む現実的な方法です。ただし、位牌の移動にあたって供養を行うかどうかは宗派・寺院によって考え方が異なります。菩提寺に一声かけてから運ぶと、あとから悔いを残さずに済みます。
Q3. 仏壇の引き出しに何が入っているか分からず、遠方から確認に行けず不安です。
仏壇の引き出しには、通帳・印鑑・現金・古い写真などが残っていることが少なくありません。ご家族だけで完全に確認しきるのは難しいため、引き取り当日に業者と一緒に開けて最終確認しましょう。帰省の際に開けられる引き出しを一通り開けて写真を撮っておくと、当日の確認が短時間で終わります。
Q4. 兄弟のうち、誰が仏壇を引き継ぐべきでしょうか?
「長男が継がなければならない」と決まっているわけではない、という考え方が一般的です。住まいの事情やお参りのしやすさで決めるご家庭も増えています。家族みんなのご先祖さまだからこそ、全員が納得できる形を話し合うことが大切です。結壇では1つの仏壇から複数のミニ仏壇を製作できる(2つ目以降30,000円OFF)ため、兄弟それぞれの自宅で受け継ぐ形も選べます。話し合いの進め方は実家の仏壇を兄弟の誰が引き継ぐかの決め方で紹介しています。
Q5. 実家の引き渡しが迫っているのに、自宅の置き場所が決まっていません。
仏壇の一時預かり・保管サービスを行う業者に預ける方法があります。費用の目安は月数千円程度+往復の運送費(自社調べ)です。預けている間に置き場所を整えたり、小さく作り直すかどうかをゆっくり検討したりできます。
Q6. 実家の仏壇を自分で車に積んで運んでもいいですか?
小型の仏壇なら自家用車で運ぶご家庭もありますが、仏壇は扉や装飾が繊細で、揺れや積み下ろしで傷みやすいものです。大きな仏壇は人手も要るため、引越業者や仏壇の運送に対応した業者に任せる方が確実です。自分で運ぶ場合も、閉眼供養を先に済ませるかどうかは菩提寺に確認しておきましょう。
まとめ:実家の仏壇は、遠方からでも自宅で受け継げます
実家の仏壇を自宅に移すなら、閉眼供養、運送、開眼供養の順に進めるのが一般的です。自宅にそのまま入らないときは「小さく作り直して移す」「供養したうえで手放す」「位牌などだけ先に持ち帰る」も選べます。相談ごとは電話やLINEで先に済ませ、供養と搬出を同じ日程にまとめれば、遠方からでも帰省1回で区切りをつけられます。
距離があることは、ご先祖さまへの想いの深さとは関係ありません。実家に通えなくても、実家の仏壇を手のひらサイズにして自宅で受け継ぐ方法があります。「自宅に入らないから手放すしかない」と決めてしまう前に、一度サービス案内をご覧いただき、お気軽にご相談ください。