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仏壇は家族が集まる場所に置く?集まりやすい置き方と残し方

仏壇は家族が集まる場所に置く?集まりやすい置き方と残し方

こんにちは。仏壇屋3代目のこうすけです!

仏壇は、家族が日常的に集まる部屋に置くのが今の主流です。大きさや住まいの事情で家族の集まる部屋に置けないときや、実家に家族が集まれなくなったときは、元の仏壇を小さく作り直して各家庭に「手を合わせる場所」を作る方法もあります。

この記事でわかること

  • 仏壇を「家族が集まる場所」に置くのが主流になった理由と、リビングに置くときの注意点
  • お盆や法事で家族が集まるとき、仏壇の前で何を整えればよいか
  • 家族が集まれなくなった実家の仏壇を、誰がどう引き継ぐかの考え方
  • 大きな仏壇が集まる部屋に入らないときの選択肢と、費用・期間の比較
  • 1つの仏壇を小さく作り直して、兄弟それぞれの家に置く方法

【早わかり】仏壇と「家族が集まる場所」の要点

  • 仏壇を置く場所に決まりはなく、家族が毎日顔を合わせる部屋が合っているという考え方が一般的です
  • リビングに置く場合の注意点は、火の近くに燃えやすい物を置かないこと、直射日光とエアコンの風を避けること、転倒対策の3つです
  • 家の中での移動だけなら供養は不要とする考え方が一般的ですが、宗派や寺院によって異なるため菩提寺に確認すると確実です
  • 仏壇を誰が引き継ぐかは法律上の順位がなく、家族の話し合いで決められます
  • 新しい小型仏壇への買い替えは購入費3万〜20万円程度(自社調べ)に元の仏壇の供養・処分費が加わります。結壇のリメイクは118,000円(税込)〜で供養込み、2つ以上作ると2つ目以降30,000円OFFです

この記事は、「仏壇は家族が集まる場所に置くと聞いたが、本当にリビングでよいのか」と迷っている方、お盆や法事の準備で仏壇の前の過ごし方を知りたい方、そして「実家の仏壇に家族が集まる機会が減ってしまった」と感じている方に向けて書いています。

結壇 監修者 稲垣亘佑

この記事の監修者

稲垣 亘佑いながき こうすけ

創業60年の仏壇製造会社の3代目です。仏壇の一部分をそのまま活用し、手のひらサイズの仏壇に生まれ変わらせる結壇(ゆいだん)というサービスをやっています。大切な仏壇の想いと歴史を受け継ぐお手伝いをさせていただきます。

仏壇は家族が集まる場所に置くのが今の主流

仏壇は家族が集まる場所に置くのが今の主流

仏壇の置き場所に決まりはなく、家族が毎日顔を合わせる部屋に置くのが現代の主流です。昔は仏間に置くのが当たり前でしたが、仏間のない家が増えた今は、リビングに置くご家庭が当店のお客さまでも多くなっています。

仏壇とは、ご本尊とご先祖さまの位牌をまつり、家の中で手を合わせるための場所です。「家の中のお寺」と言われることもあり、日々のお参りは仏壇で、お盆やお彼岸にはお墓へ、という形が多くのご家庭の習慣になっています。

家族が集まる場所に仏壇があると、毎日のお参りが自然に習慣になりやすく、子どもにとっても「ご先祖さまに手を合わせる」ことが身近になると言われています。誰かが朝に手を合わせている姿を家族が見る、それだけで仏壇は「家族をつなぐ場所」として働いてくれます。仏壇を置く場所は、家族の暮らしの真ん中でいいのです。

家族が集まる部屋に仏壇を置くメリットと注意点

家族が集まる部屋に仏壇を置くメリットと注意点

家族が集まる部屋に仏壇を置く一番のメリットは、お参りが日常の一部になることです。一方で、リビングは火や家電が多い部屋でもあるため、置き方に3つの注意点があります。

項目 リビングに置くメリット 注意点
お参りの習慣 家族の目に毎日入るので、手を合わせる機会が自然に増える 来客時に扉を閉めるか、どう見せるかを家族で決めておく
お供えのしやすさ 台所が近く、ご飯や水の上げ下げが楽 食べ物を長時間置いたままにしない
子どもへの伝承 小さい子がお参りの姿を見て育つ 手が届く高さなら火の扱いを家族でルール化する
環境 冷暖房が効いていて、人がいる時間が長い 直射日光とエアコンの風が直接当たる位置は避ける
安全 家族が常にいるので異変に気づきやすい カーテンや紙類から離し、転倒防止の固定をする

向きや高さ、テレビとの距離といった細かな配置の話はここでは省きます。「家族が集まる部屋に置くなら、火・風・転倒の3つに気をつければ大きな問題はない」とだけ覚えておいてください。

なお、家の中で仏壇を別の部屋へ移すだけなら、改めて供養は不要とする考え方が一般的です。ただし宗派や寺院によって考え方が異なり、移動の前に読経をしてもらう習慣のある地域もあります。気になる場合は菩提寺(先祖代々のお墓があり、お付き合いのあるお寺)に一声かけておくと、後から「これでよかったのかな」と気にせずに済みます。

お盆や法事で家族が集まるときの仏壇の整え方

お盆や法事で家族が集まるときの仏壇の整え方

家族が集まる行事の前に整えておきたいのは、仏壇の掃除、お供え、そして「誰がどう手を合わせるか」の3つです。難しい作法より、家族みんなが気持ちよく手を合わせられる状態を作ることが大切です。

お盆とは、ご先祖さまが家に帰ってくるとされる期間で、8月13日から16日に行う地域が多く、東京など一部の地域では7月に行います。迎え火で迎え、期間中はお供えをして、送り火で見送るという流れが一般的ですが、飾り方やお供えの内容は地域や宗派によってかなり違います。迷ったら菩提寺や地域の年長者に聞くのが一番確実です。

仏壇の掃除は、やわらかい布で乾拭きするのが基本です。金箔や漆の部分は水拭きや洗剤で傷むことがあるので、触れすぎないようにしてください。お供えは、ご飯・水・花・お菓子や果物など、家族が「おじいちゃんが好きだった物」を選ぶと、集まった家族の会話も自然と生まれます。

小さなお子さんには、「おじいちゃん、おばあちゃんに『来たよ』って言おうか」くらいの声かけで十分です。作法を教え込むより、家族が仏壇の前で笑って話している光景そのものが、いちばんの供養だと私は思っています。

家族が集まれなくなった実家の仏壇はどうする?

家族が集まれなくなった実家の仏壇はどうする?

実家に家族が集まれなくなった仏壇は、「誰が引き継ぐか」と「引き継いだ先にどう置くか」を家族で話し合って決めます。法律上、仏壇や位牌は遺産分割の対象ではなく、慣習や故人の指定に従って「祭祀を引き継ぐ人」が決まるとされています。つまり、長男でなければいけないという決まりはなく、家族の話し合いで決めてよいものです。

話し合いを勧めるのは、後でもめないためだけではありません。仏壇は家族みんなのご先祖さまをまつる場所ですから、兄弟それぞれの気持ちを聞いたうえで、納得して引き継いでほしいからです。「実家に帰る人が減った」「親が施設に入って家を片づける」といった場面では、次の順番で考えると整理しやすくなります。

  1. 仏壇を引き継ぐ人を決める(一人で抱え込まず、兄弟全員で話す)
  2. 引き継ぐ家に今の仏壇が入るかを確認する(置く部屋、搬入経路、サイズ)
  3. 入らない場合は、小さくする・買い替える・位牌だけ移す、のどれにするかを選ぶ
  4. 遠方の兄弟がいるなら、それぞれの家に手を合わせる場所を作る方法も検討する

ここで意外と多いのが、「兄弟みんなが引き継ぎたい気持ちはあるのに、誰の家にも大きな仏壇が入らない」というご相談です。そういうときこそ、仏壇を1つの家に集める発想から、仏壇を各家庭に分けて「集まる場所」を増やす発想に切り替えてみてください。

大きな仏壇が家族の集まる部屋に入らないときの選択肢

今の仏壇が家族の集まる部屋に入らない場合、選択肢は大きく5つあります。費用・期間・供養の扱いを並べて比較すると、ご家庭に合う方法が見えてきます。

選択肢 合う状況 費用の目安 期間の目安 供養の扱い
今の仏壇を家族の集まる部屋に移す 本体が入る・家族の同意がある 家の中の移動なら費用はほぼかからない(家から家へ運ぶ場合は運送費が必要) 即日〜 家の中の移動なら不要とする考え方が一般的(宗派・寺院で異なる)
小さな仏壇に買い替える 本体が入らない・急いでいる 購入費3万〜20万円程度(自社調べ)+元の仏壇の供養・処分費 数日〜数週間 元の仏壇に閉眼供養(魂抜き)をしてから処分
位牌だけ分ける(位牌分け) 兄弟それぞれに手を合わせる場所が欲しい 位牌1本分の製作費 数週間 開眼供養の要否は菩提寺に確認
元の仏壇を小さく作り直す(一般のリメイク業者) 元の仏壇を残したい 30万〜100万円程度(自社調べ) 3ヶ月〜半年程度 供養しない業者も多い
元の仏壇を小さく作り直す(結壇) 元の仏壇を残しつつ各家庭に置きたい 118,000円(税込)〜+引き取り費、供養込み。2つ目以降30,000円OFF 約2〜3ヶ月 提携寺院で供養したうえで加工

閉眼供養(魂抜き)とは、仏壇や位牌に宿るとされる魂を抜いて、ただの物に戻す儀式です。執り行うのは寺院や僧侶で、仏壇店や業者は僧侶の手配までを担当します。宗派によって考え方が異なり、「魂抜き」「閉眼供養」という言葉を使わない宗派もあります。ご自身の宗派の正式な進め方は、菩提寺に確認すると確実です。

位牌分けとは、1人の故人の位牌を複数作り、それぞれの家でまつる供養の形です。一部の地域で古くから行われてきた習慣で、今は遠方に住む兄弟が「手を合わせる場所だけでも欲しい」と作る例があります。新しく作った位牌に開眼供養(魂入れ)が必要かどうかは地域や宗派で考え方が分かれるので、こちらも菩提寺に相談してください。

結壇なら仏壇を小さくして各家庭に「集まる場所」を作れる

結壇なら仏壇を小さくして各家庭に「集まる場所」を作れる

結壇は、引き取った仏壇の一部を使って手のひらサイズに作り直すサービスです。家族の集まる部屋に入らなかった仏壇を小さくして残せるうえ、1つの仏壇から複数個を作って兄弟で分けることもできます。

仏壇を小さく残す方法は3つある

仏壇を残す方法は、業界ではおおむね2系統に分かれます。ダウンサイジングとは、大きな仏壇を小さく作り直す方法です。仏壇洗濯(せんたく)とは、元の形を活かして洗浄や塗り直しをし、きれいによみがえらせる方法で、金仏壇で選ばれることが多いです。どちらもリメイクを手がける業者は少なく、職人不足で対応できる店はさらに減っているため、多くの方はこうした方法があること自体をご存じありません。

結壇では、この2系統に加えてもう一つの選択肢を用意しています。仏壇を手のひらサイズまで小さくし、さらに1つの仏壇から複数個を作って家族で形見分けをする方法です。扉や彫刻、木材といった装飾や構造の部分を、「この彫りを残したい」「扉の金具が父の思い出」といったご要望を職人が聞きながら活かします。なお、ご本尊は再利用の素材には含めず、供養のうえで適切に扱います。

費用と納期を一般の相場と比べると

一般のリメイク業者はオーダーメイド型で料金が分かりにくく、相場は30万〜100万円程度(自社調べ)、納期は3ヶ月〜半年程度が目安です。結壇では料金をコース制にしており、梅(部分リノベーション)が四角型118,000円・円背型128,000円、竹(フルリノベーション)が四角型168,000円・円背型188,000円、松(オリジナルオーダー)が298,000円〜(いずれも税込)です。納期は約2〜3ヶ月(松は約3ヶ月)で、一般より短めに仕上げています。

仏壇の引き取り費は別途で、静岡18,000円から北海道51,000円まで地域別に設定しており、全国対応です。魂抜き(供養)の費用は料金に含まれていて、提携寺院で供養したうえで加工に入ります。お布施の手配を別に考える必要はありません。詳しい内訳は ご利用料金 をご覧ください。

兄弟で分けるなら2つ目以降が30,000円OFF

結壇では、2つ以上をまとめて注文いただくと2つ目以降が30,000円OFFになります。実家の仏壇を兄弟3人で分けて、それぞれの家のリビングや寝室に置く、という使い方を想定した設定です。大きな仏壇1つに集まれなくなっても、小さな仏壇が3つの家にあれば、手を合わせる場所は3つに増えます。

ご相談は電話かLINEから始まり、引き取り日の決定と概算見積もり、引き取り、供養と施工、納品という流れです。仏壇の3辺合計が400cm以内であればコース料金で対応でき、それを超える場合もできる限り対応方法を一緒に考えますので、まずはお気軽にご相談ください。実際に小型化されたお客さまの感想は お客様の声 で読めます。サービスの全体像は 結壇のサービス案内 にまとめています。

手放すと決めた方へ

家族で話し合った結果、誰も引き継がずに手放すと決めることもあります。それも一つの丁寧な向き合い方です。結壇では仏壇の処分・供養も相談でき、提携寺院での供養を経て手放す方法をご案内しています。手放すと決めた場合も、同じく サービス案内 からご相談ください。

こんな人におすすめ / おすすめしない人

結壇のリメイクは、元の仏壇を残したい気持ちがあり、置き場所や家族の住まいの事情で今の大きさでは続けられない方に合っています。

こんな人におすすめ

  • 実家の仏壇を引き継ぎたいが、自宅の家族が集まる部屋に入らない
  • 兄弟それぞれの家に、同じ仏壇から作った手を合わせる場所を持ちたい
  • 親が施設に入る、実家を片づけるなどで、仏壇の行き先を決める時期が来ている
  • 買い替えより、祖父母や親が手を合わせてきた仏壇そのものを残したい

おすすめしない人

  • 今の仏壇がそのまま家族の集まる部屋に入り、家族も現状のままでよいと考えている(移すだけで十分です)
  • 数日から数週間以内に新しい仏壇が必要で、2〜3ヶ月の納期を待てない(小型仏壇への買い替えが合っています)
  • 元の仏壇に思い入れがなく、費用をできるだけ抑えて手放したい(供養したうえでの処分が合っています)

よくある質問

Q1. 仏壇を家族が集まるリビングに置くと、お客さまが来たとき気まずくありませんか?

来客時は扉を閉めておく、という家庭が多いです。仏壇の扉は「閉めると失礼」というものではなく、開閉に厳密な決まりはないという考え方が一般的です。家具調の仏壇なら閉じれば棚のように見えるので、日常は開けて来客時だけ閉める、と家族で決めておけば気になりません。

Q2. 家族が集まる部屋が2階で、仏壇は1階の仏間にあります。2階へ移してもいいですか?

家の中での移動であれば問題ないとする考え方が一般的で、1階か2階かで優劣はありません。ただし仏壇の真上にあたる場所(2階の床)に人が立つのを気にする地域もあり、逆に2階に置けばその心配はなくなります。宗派や地域で考え方が異なるため、気になる場合は菩提寺に確認してください。

Q3. 実家の仏壇と、自分の家の仏壇で2つになってしまいます。1つの家に2つ置いてもいいですか?

1つの家に仏壇を2つ置いてはいけないという絶対的な決まりはありませんが、地域や寺院によっては望ましくないとされることがあります。別の部屋に置くか、並べる場合は向かい合わせを避けるのが一般的な配慮です。1つにまとめるなら、どちらを残すかと、残さない方の供養の進め方を菩提寺に相談してください。

Q4. 兄弟で仏壇を分けたいのですが、位牌はどうなりますか?

結壇で1つの仏壇から複数個を作る場合、元の位牌はどれか1つに納め、ほかの家には位牌を新しく作る(位牌の作り直し19,800円・税込)か、写真や過去帳で手を合わせる形が選べます。新しい位牌に開眼供養をするかどうかは宗派や地域で考え方が異なるため、菩提寺に確認したうえで決めると、後から迷いません。

Q5. 遠方に住んでいて実家の仏壇の引き取りに立ち会えません。結壇に頼めますか?

結壇は全国対応で、引き取り費は地域別(静岡18,000円〜北海道51,000円・税込)です。ご相談は電話かLINEで進められ、引き取り日は実家にいるご家族の都合に合わせて決められます。立ち会う人が遠方の兄弟でも構いませんので、誰が対応するかを家族で決めたうえでご連絡ください。

まとめ

仏壇は家族が集まる部屋に置くのが今の主流で、火・風・転倒の3点に気をつければリビングでも問題ありません。お盆や法事で家族が集まるときは、掃除とお供えを整えて、作法より「家族が笑って手を合わせる時間」を大切にしてください。

実家に家族が集まれなくなった仏壇は、誰が引き継ぐかを兄弟で話し合い、入らなければ小さくする、分ける、買い替える、手放すのいずれかを選びます。元の仏壇を残しながら各家庭に「集まる場所」を作りたい方は、結壇の サービス案内 からお気軽にご相談ください。家族みんなのご先祖さまだからこそ、納得できる形を一緒に考えましょう。

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