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京都の仏壇処分|費用と方法、捨てずに残す選択肢を仏壇屋が解説

京都の仏壇処分|費用と方法、捨てずに残す選択肢を仏壇屋が解説

こんにちは。仏壇屋3代目のこうすけです!

京都で仏壇を処分する方法は、京都市の大型ごみ(400円〜2,400円)からクリーンセンターへの持ち込み、仏壇店や専門業者への依頼まで複数あります。費用と供養の有無、そして「誰が運び出すか」で選び方が決まります。

この記事でわかること:

  • 京都で仏壇を処分する方法と、それぞれの費用・特徴
  • 京都市の大型ごみ・クリーンセンター持ち込みの具体的な手順
  • 処分前の供養(魂抜き)の進め方とお布施の目安
  • 業者に依頼する場合の費用と、信頼できる依頼先の選び方
  • 京仏壇の街だからこそ知ってほしい「捨てずに残す」方法

実家じまいや住み替え、介護施設への入居をきっかけに、京都市や府内の実家に残った仏壇をどうするか悩んでいる方に向けて書きました。

【早わかり】京都の仏壇処分の要点

  • 京都市の大型ごみ(戸別収集)は品目・大きさにより400円〜2,400円(市公式)
  • 京都市のクリーンセンター持ち込みは100kg以下1,500円。前日までの事前予約が必須
  • 閉眼供養(魂抜き)のお布施は1万〜5万円程度(自社調べ)
  • 結壇の処分サービスは全国一律のサイズ別料金8,800円〜(税込)で、京都でも同額。搬出込みで、供養を付けてもお布施は不要
  • 処分しても、仏壇の一部を写真立てや手のひらサイズの仏壇として残す方法がある
結壇 監修者 稲垣亘佑

この記事の監修者

稲垣 亘佑いながき こうすけ

創業60年の仏壇製造会社の3代目です。仏壇の一部分をそのまま活用し、手のひらサイズの仏壇に生まれ変わらせる結壇(ゆいだん)というサービスをやっています。大切な仏壇の想いと歴史を受け継ぐお手伝いをさせていただきます。

京都で仏壇を処分する方法は6つ|費用と特徴を一覧で比較

京都で仏壇を処分する方法は6つ|費用と特徴を一覧で比較

京都で仏壇を処分する方法は、大きく分けて6つあります。比較しやすいように、当店・結壇の処分サービスとリメイク(残す方法)も同じ表に並べました。ご自身の状況に近いものから読んでみてください。

方法 費用の目安 供養(魂抜き) 特徴
京都市の大型ごみ(戸別収集) 400円〜2,400円(市公式・品目/大きさによる) なし(自分で僧侶を手配) 最も安いが、玄関先までの運び出しは自分で行う
京都市のクリーンセンター持ち込み 100kg以下1,500円(市公式) なし(同上) 前日までの事前予約が必須。車と人手が要る
菩提寺に供養を依頼し、処分は別で手配 お布施1万〜5万円程度(自社調べ) 僧侶が執り行う 供養と本体の処分は分けて考えるのが基本
仏壇店・仏具店 小型1万〜2万円程度・大型は数万円程度(自社調べ) 店により僧侶手配の可否が異なる 京都は仏壇仏具店が多い土地柄。持ち込みか引き取りかを確認
不用品回収・遺品整理業者 1万〜4万円程度(自社調べ) 業者による(供養なしも多い) 実家整理と同時に頼める。許可の有無を確認
郵送のお焚き上げサービス 1箱5,000円〜1万円程度(自社調べ) サービスによる 小型の仏壇・仏具向け
結壇の処分サービス 全国一律8,800円〜79,800円(税込・サイズ別) 仏壇供養22,000円(お布施不要・全宗派対応) 搬出込みで当日は立ち会いのみ。写真立てにして一部を返却
結壇のリメイク(残す) 118,000円〜+引き取り費29,000円(関西) 供養込み 仏壇の一部を手のひらサイズに作り直す。納期約2〜3ヶ月

ここで一つ、当店が大事にしている整理をお伝えします。「供養は菩提寺(僧侶)に、本体の処分は別の手段で」と分けて考えることです。寺院が仏壇本体の引き取りまで行うのは極めて稀で、供養と処分は別の手配になるのが基本です。

京都市の大型ごみ・クリーンセンター持ち込みで処分する手順

費用を最も抑えられるのは京都市の大型ごみで、400円〜2,400円です。ただし運び出しも供養の手配も、すべて自分で行うことになります。

大型ごみ(戸別収集)の手順

  1. 大型ごみ受付センター(0120-100-530・毎日8時30分〜16時30分)に電話するか、インターネットで24時間申し込む
  2. 粗大ごみ処理手数料券(シール)をコンビニや区役所などで購入し、受付番号か名前を記入して仏壇に貼る
  3. 収集日の朝8時までに指定場所へ出す

手数料は品目と大きさによって400円〜2,400円の幅があります。仏壇がいくらになるかは、申し込みの際に受付センターで確認してください。前日の夜に出すことは認められていないため、当日の朝に出す点だけ注意が必要です。

クリーンセンターへの持ち込み

自分で運べる場合は、南部クリーンセンター(伏見区横大路)か東北部クリーンセンター(左京区静市)への持ち込みも選べます。手数料は100kg以下で1,500円、100kgを超えると10kgごとに200円が加算されます。

持ち込みには前日までの事前予約が必須です(インターネット24時間、または電話0120-100-959)。受付は月曜〜金曜と第2・4土曜の日中に限られます。仏壇を受け入れてもらえるかどうかは、予約の際にあわせて確認しておきましょう。

自治体処分で気をつけたいこと

ごみとして出す前に、引き出しや内部を隅々まで確認してください。仏壇の引き出しからは、通帳や印鑑、位牌、古い写真が見つかることが本当によくあります。

また、位牌や本尊はごみと一緒に出すのではなく、僧侶への相談や供養サービスで別に扱う方が多いです。ご家族にとって特別な意味を持つものだからです。

仏壇店・不用品回収業者に依頼する場合の費用と選び方

仏壇店・不用品回収業者に依頼する場合の費用と選び方

運び出しを任せたい場合は業者への依頼が現実的です。京都は仏壇仏具店が多い土地柄なので、選択肢には恵まれています。

費用の目安は、仏壇店・仏具店での本体処分が小型で1万〜2万円程度、大型は数万円程度(自社調べ)。不用品回収・遺品整理業者は1万〜4万円程度(自社調べ)です。

依頼先を選ぶときは、次の4点を確認してください。

  • 供養(僧侶手配)の可否: 閉眼供養を執り行うのは寺院・僧侶であって、仏壇店や回収業者ではありません。「供養付き」とある場合も、僧侶による読経なのか、形式だけなのかを確認しましょう
  • 許可の有無: 家庭から出る仏壇の収集・運搬には一般廃棄物収集運搬の許可が関わります。無許可の回収業者とのトラブルは避けたいところです
  • 見積もりの明朗さ: 「〜円から」とだけ書かれている場合は、搬出作業費や階段料金などの追加条件を事前に確認してください
  • 中身の最終確認: 貴重品の見落としは家族だけでは防ぎきれません。引き取りの当日に、業者と一緒に中を最終確認できるかを聞いておくと確実です

処分前の供養(魂抜き)はどうする?京都で僧侶に頼む方法

処分前の供養(魂抜き)はどうする?京都で僧侶に頼む方法

仏壇は、供養をしてから手放す方が気持ちの区切りがつく、という考え方が一般的です。長年手を合わせてきた場所に感謝を伝えてから送り出せば、後から悔いを残さずに済むからです。

閉眼供養(へいげんくよう)とは、仏壇を手放す前に僧侶に読経してもらう儀式のことで、「魂抜き」とも呼ばれます。ただし宗派によって考え方が異なり、「魂抜き」「閉眼供養」という言葉を使わない宗派もあります。ご自身の宗派の正式な進め方は、菩提寺に確認すると確実です。

菩提寺がある場合

京都は寺院とのお付き合いが今も続いているご家庭が多い土地です。菩提寺があるなら、まずそちらに相談するのが一番の近道です。お布施の目安は1万〜5万円程度(自社調べ)で、自宅に来ていただく場合は御車代・御膳料として数千円〜1万円程度(自社調べ)を別に包むのが慣例です。

菩提寺がない場合

菩提寺がない、あるいは疎遠になっている場合は、僧侶手配サービス(お坊さん派遣)という方法があります。閉眼供養は3万〜5万円程度(自社調べ)の定額制が多く、お布施や御車代込みの料金設定が一般的です。

もう一つは、供養込みの処分サービスを使う方法です。結壇では提携寺院の住職が全宗派に対応して供養を執り行うため、菩提寺がない方でも僧侶を自分で探す必要がありません。

結壇の仏壇処分サービス|京都でも全国一律料金・お布施不要

結壇の仏壇処分サービス|京都でも全国一律料金・お布施不要

当店・結壇の処分サービスは、全国一律のサイズ別料金です。京都だからといって追加になることはなく、搬出作業まで料金に含まれています。

仏壇の3辺合計 処分料金(税込)
〜150cm 8,800円
〜200cm 21,800円
〜250cm 29,800円
〜300cm 37,800円
〜350cm 45,800円
〜400cm 79,800円

小型の仏壇なら、梱包して送っていただく郵送処分(120サイズまで)が一律4,800円です(送料はお客様負担)。

供養を付ける場合は、仏壇供養22,000円・仏具供養1箱5,000円です。提携寺院である清養寺(静岡県藤枝市)の前島住職が全宗派対応で執り行い、お布施は不要です。吊り下げやクレーンなどの特殊作業を除いて、追加料金はかかりません。

結壇ならではの特長が、処分であっても仏壇の一部を写真立てにリメイクしてお返しすることです。供養完了の証である「祈りの証」プレートとあわせて、供養後およそ1〜2ヶ月でお手元に届きます。「処分はするけれど、何も残らないのは寂しい」という方にこそ知ってほしい仕組みです。

京都からの利用の流れ

結壇は全国対応(一部地域を除く)で、京都府にも出張引き取りでうかがいます。店舗に持ち込む必要はありません。

  1. 電話またはLINEで相談する
  2. 見積もりを確認し、引き取り日を調整する
  3. 当日は提携の物流サービスが搬出。お客様は立ち会いのみでOK
  4. 提携寺院で供養を行い、写真立てと「祈りの証」が届く

搬出は提携の大手物流サービスが担当するため、京町家の細い間口やマンションの共用部でも、事前に状況を伝えていただければ段取りを整えます。サービスの詳しい内容は結壇のサービス案内をご覧ください。

捨てずに残すという選択肢|京仏壇の職人技を手のひらサイズに

捨てずに残すという選択肢|京仏壇の職人技を手のひらサイズに

ここまで処分の方法をお伝えしてきましたが、当店が京都の方に一番お伝えしたいのはこの選択肢です。仏壇は、処分だけでなく「小さく作り直して残す」ことができます。

京都は、国指定の伝統的工芸品「京仏壇・京仏具」が受け継がれてきた仏壇文化の中心地です。実家に残る金仏壇には、木彫刻や漆塗、金箔押といった職人の手仕事が詰まっていることが少なくありません。だからこそ「ただ捨てるのは忍びない」と感じる方が多いのだと思います。

仏壇のリメイクには、大きな仏壇を小さく作り直す「ダウンサイジング」と、元の形のまま洗浄・塗り直しできれいにする「仏壇洗濯(せんたく)」の2つの手法があります。仏壇洗濯は金仏壇に施されることが多い手法です。リメイクを手がける業者はまだ少なく、知らなかったという方がほとんどですが、確かに存在する方法です。

結壇はこの2つに加えて、手のひらサイズまで小型化する方法をご用意しています。扉や彫刻など思い入れのある部分を職人が活かして、現代の住まいに置ける小さな仏壇に作り直します。1つの仏壇から複数個お作りして、京都の実家の仏壇をごきょうだいで形見分けする、という使い方もできます。

費用と納期の目安は次のとおりです。

  • 一般的なリメイク業者: 30万〜100万円程度(自社調べ)・納期3ヶ月〜半年程度
  • 結壇: 118,000円〜(税込)+引き取り費29,000円(関西)・納期約2〜3ヶ月

結壇では魂抜きをしたうえで加工に入るため、供養の費用も料金に含まれています。仏壇の3辺合計が400cmを超える場合も、できる限り対応方法を一緒に考えますので、まずはお気軽にご相談ください。

コースごとの料金はご利用料金に、実際にご利用いただいた方の感想はお客様の声にまとめています。

結壇の仏壇処分・リメイクはこんな人におすすめ

こんな人におすすめ

  • 京都の実家の仏壇を、供養してから手放したい人
  • 菩提寺がなく、僧侶を自分で探すのが難しい人
  • 重い仏壇の運び出しを任せたい人(当日は立ち会いのみ)
  • 「〜円から」ではなく、一律料金で総額を先に知りたい人
  • 処分するとしても、写真立てなど何かの形で手元に残したい人
  • 職人の手が入った仏壇を、小さくしてでも受け継ぎたい人

おすすめしない人

  • とにかく費用を最優先したい人。自分で運び出せるなら、京都市の大型ごみ(400円〜2,400円)が最も安く済みます
  • 供養は不要と家族で決めていて、廃棄だけできればよい人
  • 菩提寺との関係を第一に進めたい人。その場合は供養を菩提寺にお願いし、本体の処分だけを別で手配するのがよい形です

なお、どの方法を選ぶにしても、処分の前にご家族・ご親族へ一声かけることをおすすめします。トラブルを避けるためというだけでなく、家族みんなのご先祖さまだからこそ、みんなで見送り方を決めるほうが気持ちよく前に進めるからです。

京都の仏壇処分でよくある質問

Q1. 仏壇の中に位牌や過去帳が残っています。一緒にお願いできますか?

結壇では、仏具・位牌の引き取り供養を1箱5,000円で承っています。過去帳はご家族の記録として手元に保管する方も多いので、処分する前に一度中を見てみることをおすすめします。菩提寺がある場合は、位牌を僧侶に引き取っていただき位牌堂に安置する方法もあります。

Q2. 京都市外(宇治市など)に住んでいますが、自治体で処分できますか?

多くの自治体で大型ごみとして受け付けています。宇治市の場合は、まち美化推進課へ電話で申し込み、収集日に立ち会って収集運搬費用を支払う方式です。手数料は自治体により異なるため(全国的には数百円〜2,000円程度が目安)、実際の金額はお住まいの市町村に確認してください。

Q3. 供養をせずに処分してもいいのでしょうか?

供養は法律上の義務ではないので、しなくても処分自体はできます。ただ、長く手を合わせてきた場所に感謝を伝えてから手放す方が、後から「あのままでよかったのかな」と悔いを残さずに済む、という考え方が一般的です。宗派や寺院によって考え方は異なるため、迷う場合は菩提寺に相談してみてください。

Q4. 実家が京都で、自分は遠方に住んでいます。それでも依頼できますか?

できます。結壇では相談から見積もり、日程調整まで電話・LINEで完結し、引き取り当日は立ち会いのみで済みます。帰省のタイミングに合わせて引き取り日を調整できるので、遠方にお住まいの方こそ事前にご相談ください。仏間から玄関までの経路や仏壇の寸法を写真で共有いただけると、当日がスムーズです。

Q5. 京仏壇のような大きな金仏壇でも、小さく作り直せますか?

3辺の合計が400cm以内であれば、結壇の標準コースでリメイクできます。それを超える大きな仏壇も、できる限り対応方法を一緒に考えますので、あきらめる前にご相談ください。金仏壇は彫刻や金具など活かせる部材が豊富で、「この彫りを残したい」というご要望を職人がうかがいながら仕上げていきます。

京都は、仏壇とともに暮らす文化がいまも色濃く残る街です。処分するにしても残すにしても、ご家族が納得できる形で見送れるよう、当店がお手伝いします。まずはサービス案内からお気軽にご相談ください。


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