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結壇とは?仏壇を捨てずに残すサービスを3代目本人が解説

結壇とは?仏壇を捨てずに残すサービスを3代目本人が解説

こんにちは。仏壇屋3代目のこうすけです!

結壇(ゆいだん)とは、引き取った仏壇の一部を使って、手のひらサイズの仏壇に作り直す仏壇じまいのサービスです。供養から引き取り、製作、納品までを一括してお任せいただけます。

結壇は、私自身が運営しているサービスです。だからこそ、この記事では料金のことも、正直におすすめしない人がいることも、包み隠さずお話しします。

【早わかり】結壇(ゆいだん)の要点

  • 結壇とは、処分予定の仏壇の一部を使って手のひらサイズの仏壇に作り直すサービス(供養・引き取り・製作・納品まで一括対応)
  • リメイクの料金は118,000円〜(税込)で、供養の費用込み。納期は約2〜3ヶ月
  • 引き取りは全国対応(引き取り費は地域別で18,000円〜51,000円)
  • 手放すと決めた方向けの仏壇処分サービスもある(全国一律・サイズ別で8,800円〜)
  • 運営は1967年創業の仏壇工房(静岡)。この記事を書いている私はその3代目

この記事でわかること

  • 結壇がどんなサービスか(一般的な仏壇処分と何が違うのか)
  • 「残す」リメイクと「手放す」処分、2つのサービスの選び方
  • 料金・納期と、ご相談から納品までの流れ
  • 運営会社のことと、実際にご利用いただいた方の声
  • 結壇がおすすめな人・おすすめしない人

この記事は、テレビや新聞、SNS、ご友人からの紹介などで「結壇」という名前を知り、「どんなサービスなの?」「料金はいくら?」「自分の地域でも使える?」と気になっている方に向けて書いています。

結壇 監修者 稲垣亘佑

この記事の監修者

稲垣 亘佑いながき こうすけ

創業60年の仏壇製造会社の3代目です。仏壇の一部分をそのまま活用し、手のひらサイズの仏壇に生まれ変わらせる結壇(ゆいだん)というサービスをやっています。大切な仏壇の想いと歴史を受け継ぐお手伝いをさせていただきます。

結壇(ゆいだん)とは?仏壇の一部を手のひらサイズに作り直すサービス

結壇(ゆいだん)とは?仏壇の一部を手のひらサイズに作り直すサービス

結壇とは、処分予定の仏壇を引き取り、その一部(またはすべて)を使って手のひらサイズの仏壇に作り直すサービスです。捨ててしまうのではなく、思い出の詰まった仏壇を、今の暮らしに合う大きさで残せます。

きっかけは、当店に「置き場所がなくて、処分するしかない」というご相談が増えたことでした。頭では処分と決めていても、どこか寂しそうなお客さまの表情に何度も出会い、「捨てる以外の答えを作れないか」と考えて生まれたのが結壇です。

特徴は次のとおりです。

  • 手のひらサイズまで小さくなる: 梅コースの例では、高さ65mm×横幅160mm×奥行き105mmです。マンションのリビングや棚の上にも置けます
  • 元の仏壇の部材を使う: 扉や彫刻、木材のうちどこを活かすかは、「この彫りを残したい」といったご要望を職人が伺いながら決めていきます
  • 供養までまとめて任せられる: 提携寺院の僧侶が閉眼供養(魂抜き)を行ったうえで、職人が製作に入ります。木製の供養証明書もお付けしています
  • 家族で分かち合える: 1つの仏壇から複数個お作りできるので、きょうだいで1つずつ持つ、形見分けのような残し方ができます

閉眼供養(へいげんくよう)とは、仏壇から魂を抜くために僧侶にお経をあげてもらう儀式のことで、「魂抜き」とも呼ばれます。

結壇は、日本初の仏壇リノベーションサービスとして特許を出願中です。ありがたいことに、テレビ静岡「ただいまテレビ」やNHK「たっぷり静岡」、静岡新聞でも紹介していただきました。

結壇の2つのサービス|「残す」リメイクと「手放す」処分

結壇の2つのサービス|「残す」リメイクと「手放す」処分

結壇には、仏壇を残すためのリメイクと、手放すと決めた方のための仏壇処分サービスの2つがあります。どちらも供養まで含めてお任せいただけます。

「捨てたくない」という気持ちには、実は2種類あります。元の仏壇というモノを何らかの形で残したいのか、それとも、きちんと供養できて気持ちの区切りがつけば十分なのか。前者ならリメイク、後者なら処分サービスが合っています。

項目 仏壇リメイク(残す) 仏壇処分サービス(手放す)
こんな方に 仏壇を捨てずに形を残したい 手放すと決めている
料金(税込) 118,000円〜+引き取り費(地域別18,000円〜51,000円) 全国一律・サイズ別8,800円〜79,800円(郵送は一律4,800円・送料別)
供養 提携寺院で魂抜きのうえ製作(料金に含む) 供養オプション: 仏壇22,000円・仏具1箱5,000円(お布施不要)
手元に残るもの 元の仏壇の一部を使った手のひらサイズの仏壇 仏壇の一部で作る写真立てと「祈りの証」プレート
納期・お届け 約2〜3ヶ月 供養後、約1〜2ヶ月で写真立て等を郵送
対応エリア 全国 全国(一部地域を除く)

処分サービスの供養は、提携寺院である静岡県藤枝市・清養寺の住職が、全宗派に対応する形で執り行います。供養オプションの料金にはお布施も含まれており、追加料金はかかりません(吊り下げやクレーンなどの特殊作業のみ別途です)。搬出は提携の物流会社が担当するので、当日は立ち会いのみで済みます。

そして、処分を選ばれた場合も「何も残らない」わけではありません。仏壇の一部を小さな写真立てに作り直してお返しし、供養完了の証である「祈りの証」プレートとあわせてお届けしています。

どちらを選ぶにしても、ごきょうだいやご親族にひと声かけてから進めることをおすすめします。家族みんなのご先祖さまだからこそ、全員が納得できる形で丁寧に向き合いたいからです。

どちらが合うか迷っている段階でも構いません。サービスの詳細はサービス紹介ページをご覧ください。

結壇の料金・納期とご利用の流れ

結壇の料金・納期とご利用の流れ

リメイクの料金は3つのコース制で、118,000円(税込)からです。供養の費用が料金に含まれており、納期は約2〜3ヶ月が目安です。

リメイクの料金(税込)

コース 内容 料金(税込) 納期目安
梅(部分リノベーション) 仏壇の一部分を使用 四角型 118,000円 / 円背型 128,000円 約2〜3ヶ月
竹(フルリノベーション) 引き取った仏壇のみを使用 四角型 168,000円 / 円背型 188,000円 約2〜3ヶ月
松(オリジナルオーダー) サイズ・形に制約なし 298,000円〜 約3ヶ月

一般的なリメイク業者はオーダーメイド型が多く、相場は30万〜100万円程度(自社調べ)、納期は3ヶ月〜半年程度が目安です。結壇では内容をあらかじめコースとして決めておくことで、料金は118,000円〜(税込)、納期は約2〜3ヶ月に抑えています。

このほかに、仏壇の引き取り費が地域別でかかります。静岡18,000円、関東・東海(岐阜・愛知・三重)28,000円、関西29,000円、北陸信越30,000円、四国37,000円、東北・中国38,000円、九州44,000円、北海道51,000円で、全国に対応しています。

2つ以上のご注文は、2つ目以降が30,000円OFFになります。きょうだいやご親族で分かち合いたい方向けの割引です。

オプションとサイズの目安

  • 位牌の作り直し: 19,800円
  • おりんセット: 22,800円
  • 仏像(お釈迦様): 24,800円
  • 仏具一式セット: 59,800円
  • 過去帳の作成: 5,980円〜(1記帳ごとに+3,000円)
  • 仏具・位牌の引き取り供養: 1箱5,000円(送付)

お受けできる仏壇は、3辺(高さ・横幅・奥行き)の合計が400cm以内が基本です。超える場合も、できる限り対応方法を一緒に考えますので、まずはお気軽にご相談ください。最新の料金はご利用料金ページにまとめています。

ご利用の流れ

流れはシンプルで、ご相談から始まります。仏壇に詳しくなくても問題ありません。

  1. ご相談: お電話(050-5530-3217)またはLINEで、仏壇の状態やご希望をお聞かせください。おおまかな大きさや写真があると、お見積もりがスムーズです
  2. お見積もり・日程調整: 内容と費用にご納得いただいてから、引き取りの日程を決めます
  3. お引き取り: スタッフまたは提携の物流会社がお伺いします
  4. 供養: 提携寺院で僧侶が魂を抜く儀式を執り行います
  5. 製作: 職人が元の仏壇の部材を活かして、手のひらサイズの仏壇に作り直します
  6. 納品: 完成した仏壇をお届けします

運営しているのは、静岡で1967年から続く仏壇の工房です

運営しているのは、静岡で1967年から続く仏壇の工房です

結壇を運営しているのは、1967年(昭和42年)創業の有限会社稲垣塗装所(静岡県静岡市)と、株式会社えんぷれあ(東京都中央区)です。50年以上ものづくりを続けてきた工房が、製作を担っています。

稲垣塗装所は家具塗装の工房として創業し、1992年から仏壇・仏具の販売を、2000年から仏壇の修理・再生を手がけてきました。その技術を土台に、2024年2月に始めたのが結壇です。

3代目の私が結壇を始めた理由

私は5歳のときに母を亡くしました。仏壇に手を合わせて故人を思い出す時間がどれほど支えになるか、身をもって知っています。だからこそ、住まいの事情で仏壇を手放さざるを得ない方にも、手を合わせる場所を残したいと考えました。

当社は「皆さまの歴史を『結んで』まいります」という言葉を掲げています。結壇という名前も、この「結ぶ」という言葉につながっています。ご先祖さまから続く歴史と、これからの暮らしを結ぶことが、私たちの仕事です。

また、仏壇づくりの仕事が減るなかで、職人の技術を次の世代につなぐこともこのサービスの役割だと考えています。リメイクのご依頼は、そのまま職人の仕事になります。

実際にご利用いただいた方の声

実際にご利用いただいた方の声

ご利用のきっかけとして多いのは、介護施設への入居や住み替えといった暮らしの変化です。公式サイトに掲載している3件の声をご紹介します。

  • 磯部様(静岡市): お母さまの介護施設への入居で、大型仏壇の置き場所がなくなったケースです。「処分ではなく、大切な想いを残せて本当によかった」との言葉をいただきました
  • 安田様(静岡市): サービス付き高齢者向け住宅への入居で、金仏壇(金箔仕上げの仏壇)を持ち込めなかったケースです。手を合わせることが「以前よりも身近になった」と話してくださいました
  • A.M様(静岡市): 実家の取り壊しと、お住まいのマンションの広さの事情が重なったケースです。「母との思い出を新しい形で受け継ぐことができた」とのことでした

3件に共通するのは、手放して終わりではなく、毎日手を合わせられる場所が残ったことです。詳しい内容はお客様の声でご覧いただけます。

結壇がおすすめな人・おすすめしない人

結壇は、「捨てたくない」という気持ちがある方に合うサービスです。反対に、費用を最優先で抑えたい方には、もっと安い方法があります。

こんな人におすすめ

  • 仏壇を手放したいけれど、ただ捨てることには抵抗がある
  • 介護施設への入居や住み替えで、今の仏壇を置く場所がない
  • きょうだい・親族で、形見分けのように分かち合いたい
  • 供養から引き取りまで、まとめて任せたい
  • 事前に料金がはっきり分かる方が安心できる

おすすめしない人

  • とにかく費用を抑えて手放したい方。自治体の粗大ごみなら数百円〜2,000円程度(自治体により異なる)で、供養が必要な場合はご自身で僧侶を手配します
  • 元の仏壇を今の大きさのまま使い続けたい方。その場合は「仏壇洗濯(せんたく)」と呼ばれる、洗浄と塗り直しできれいにする方法が合っています
  • 手元に何かを残すことへのこだわりがない方。結壇の処分サービスのほか、お近くの仏壇店や不用品回収業者という選択肢もあります

ほかの方法との費用の比較です。

方法 費用目安 供養(僧侶の手配) 手元に残るもの
結壇(リメイク) 118,000円〜(税込)+引き取り費・供養込み 提携寺院で魂抜きのうえ製作 手のひらサイズの仏壇
結壇(処分サービス) 8,800円〜(全国一律・サイズ別) 供養オプション22,000円(お布施不要) 写真立てと「祈りの証」
一般のリメイク業者 30万〜100万円程度(自社調べ) 供養しないことが多い 小さく作り直した仏壇
仏壇店・専門業者の処分 小型1万〜2万円程度・大型は数万円程度(自社調べ) 店によっては手配可(要確認) 残らない
自治体の粗大ごみ 数百円〜2,000円程度(自治体により異なる) なし(自分で手配) 残らない
不用品回収業者 1万〜4万円程度(自社調べ) 基本なし(オプションの業者もある) 残らない

こうして並べると、結壇のリメイクは決して最安の方法ではありません。それでも、手放したあとも手を合わせる場所が残る方法として選んでいただいています。

結壇についてよくある質問

Q1. 遠方に住んでいても利用できますか?

はい、リメイクは全国からご依頼いただけます。引き取りは提携の物流会社が伺うため、遠方でも流れは同じで、引き取り費は地域別に18,000円〜51,000円です。処分サービスも全国対応です(一部地域を除きます)。

Q2. 宗派が分からないのですが、大丈夫ですか?

ご心配いりません。供養は提携寺院の住職が、全宗派に対応する形で執り行っています。なお、宗派によって考え方が異なり、「魂抜き」「閉眼供養」という言葉を使わない宗派もあります。菩提寺がある方は、正式な進め方を確認すると確実です。

Q3. 位牌や仏具はどうなりますか?

完成する仏壇はミニサイズ仏具の収納に対応しており、位牌の作り直し(19,800円)や過去帳の作成(5,980円〜)も承っています。手放す分については、仏具・位牌の引き取り供養(1箱5,000円・送付)をご利用いただけます。

Q4. 大きな仏壇でも頼めますか?

高さ・横幅・奥行きの3辺を足した合計が400cm以内であればお受けできます。メジャーで測ったおおまかな数字で十分です。超えそうな場合も、できる限り対応方法を一緒に考えますので、全体が写った写真を添えてご相談ください。

Q5. 支払いはいつ、どのように行いますか?

仏壇のお引き取り後に請求書をお送りし、銀行振込でお支払いいただきます。お見積もりの内容をご確認いただいてからのお申し込みで結構です。

まとめ|「どうしたいか」が決まっていなくても大丈夫です

結壇とは、仏壇の一部を使って手のひらサイズの仏壇に作り直す、捨てずに残す仏壇じまいのサービスです。残したい方にはリメイクを、手放すと決めた方には供養までお願いできる処分サービスをご用意しています。

「まだ処分かリメイクか決めていない」という段階のご相談も、もちろん構いません。お話を伺いながら、ご家族にとって一番納得できる形を一緒に探しますので、サービス紹介ページからお気軽にお問い合わせください。

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