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仏壇リメイクの失敗6パターンと防ぎ方|費用と納期の目安

仏壇リメイクの失敗6パターンと防ぎ方|費用と納期の目安

こんにちは。仏壇屋3代目のこうすけです!

仏壇のリメイクで起こる失敗は、ほとんどが「依頼する前に確かめておけば防げたこと」に集中しています。逆にいえば、費用・仕上がり・サイズ・供養・家族・納期の6つを先に押さえておけば、大きく外すことはまずありません。

【早わかり】仏壇リメイクの失敗を防ぐ要点

  • リメイクの失敗は「費用」「仕上がり」「サイズ」「供養」「家族」「納期」の6つに分けられ、いずれも申し込み前の確認で防げます
  • 費用の目安は、一般的なリメイク業者で30万〜100万円程度(自社調べ)。結壇はコース料金を公開しており、梅コース118,000円〜(税込)に魂抜き(供養)の費用が含まれます(仏壇の引き取り費は地域別で別途)
  • 納期の目安は、一般的なリメイク業者で3ヶ月〜半年程度(自社調べ)。結壇は約2〜3ヶ月です
  • 小さくすると今の位牌やおりんが入らなくなることがあります。結壇では位牌の作り直し19,800円、おりんセット22,800円などを用意しています(いずれも税込)
  • 仏壇のサイズは3辺を正確に測って伝えます。伝えたサイズと現物が違うと、引き取りできない場合があります
  • 自宅に来た業者とその場で契約しないことは、仏壇に限らず住まいのリフォーム全般で公的機関が呼びかけている基本の自衛策です
結壇 監修者 稲垣亘佑

この記事の監修者

稲垣 亘佑いながき こうすけ

創業60年の仏壇製造会社の3代目です。仏壇の一部分をそのまま活用し、手のひらサイズの仏壇に生まれ変わらせる結壇(ゆいだん)というサービスをやっています。大切な仏壇の想いと歴史を受け継ぐお手伝いをさせていただきます。

この記事でわかること

  • 仏壇のリメイクで実際に起こりやすいのはどんなことか
  • 費用と納期は、一般の業者と結壇でどう違うのか
  • 小さくしたあとに位牌や仏具が入らなくなるのを防ぐ方法
  • 加工前の供養は誰が手配するのか
  • 申し込みの前に確認しておきたいことの一覧

こんな方に読んでいただきたい記事です

仏壇をリメイクする方向でほぼ気持ちは決まっているものの、金額が後から上がらないか、思っていた仕上がりと違わないかが気がかりで、あと一歩を踏み出せずにいる方に向けて書いています。リメイクそのものの説明よりも、落とし穴を先に知っておきたい方向けの内容です。

リメイクの失敗は6つの型に分けられます

リメイクの失敗は6つの型に分けられます

仏壇のリメイクは、家を建てるのに近い性質を持っています。既製品を買うのと違って、出来上がるまで実物を見られないぶん、事前のすり合わせが仕上がりを左右します。

結壇にご相談いただく方のお話をうかがっていても、不安の中身はだいたい次の6つに収まります。

起こりやすい失敗 主な原因 防ぎ方
費用が思っていたより上がる 何が料金に含まれるかを確かめないまま進む 引き取り費・供養・仏具が別料金かどうかを最初に聞く
仕上がりが想像と違う どこを残すかを言葉にしていない 残したい彫刻や扉を具体的に伝え、写真も共有する
位牌や仏具が入らない 中に納めるものを決めずにサイズだけ決める 位牌・おりん・過去帳の扱いを同時に決める
加工前の供養が抜ける 誰が手配するのか曖昧なまま進む 供養が料金に含まれるか、菩提寺で行うかを確認する
家族と気持ちがすれ違う 一人で決めて事後報告になる 決める前に家族へ相談する
予定に間に合わない 短期間で仕上がる前提で動く 法要や解体の日程から逆算して早めに動く

ここから順に、なぜ起こるのかと、どう防ぐのかを見ていきます。

仏壇を残す方法は3通り|希望に合う方法を選びます

仏壇を残す方法は3通り|希望に合う方法を選びます

まず知っておいていただきたいのは、仏壇を残す方法は一つではないという点です。「リメイク」という同じ言葉で呼ばれていても中身が違うため、希望と合わない方法を選ぶと、仕上がりへの不満につながります。

ダウンサイジングとは、大きな仏壇の一部を使って、今の住まいに合う小さな仏壇に作り直す方法です。仏壇の高さや幅そのものを変えたい方が選びます。

仏壇洗濯(せんたく)とは、仏壇を分解して洗浄し、塗りや金具を直して元の姿に近づける方法です。金仏壇で選ばれることが多く、サイズは基本的に変わりません。「置き場所は変わらないが、傷みが気になる」という場合に合っています。

そしてもう一つ、結壇が力を入れているのが、手のひらに載る大きさまで小さくする作り直しです。マンションの棚の上やご本人の居室にも置ける大きさになります。1つの仏壇から複数個を作ることもできるので、離れて暮らすご兄弟がそれぞれの家で手を合わせる、という形見分けの仕方も選べます。結壇では2つ以上のご注文で2つ目以降が30,000円引きになります。

残し方 元の仏壇の扱い 加工前の供養(魂抜き) 費用の目安 期間の目安
ダウンサイジング(一般的な業者) 一部を使って小さく作り直す 業者によって異なり、別に手配することが多い 30万〜100万円程度(自社調べ) 3ヶ月〜半年程度(自社調べ)
仏壇洗濯(一般的な業者) 形とサイズはそのまま、洗浄と塗り直し 業者によって異なる 元の仏壇の作りと状態で大きく変わる 数ヶ月かかることが多い
結壇のリメイク 一部または全体を使い、手のひらサイズまで小さくできる コース料金に含む(提携寺院で供養) 118,000円〜(税込)+引き取り費 約2〜3ヶ月
市販のミニ仏壇に買い替え 残らない(元の仏壇は別途処分) 元の仏壇の供養は自分で手配する 3万〜20万円程度(自社調べ)+元の仏壇の供養・処分費 在庫があれば早い
供養したうえで処分 残らない 供養してから手放す お布施1万〜5万円程度+処分費1万〜4万円程度(いずれも自社調べ) 数日〜数週間

なお、リメイクを手がける業者は決して多くありません。職人の数が減っていることもあって、対応できる店は限られています。「近所の仏壇店に断られたから諦めた」という方もいますが、地域を越えて相談できる先はありますので、まずは探す範囲を広げてみてください。

費用と納期で外す失敗|相場と実際の金額を並べて見る

費用と納期で外す失敗|相場と実際の金額を並べて見る

費用でつまずく一番の原因は、料金の総額に何が含まれているのかを確かめないまま話を進めてしまうことです。仏壇の引き取り費、加工前の供養、新しく揃える仏具は、業者によって含まれていたり別料金だったりします。

一般的なリメイク業者はオーダーメイドでの対応が中心のため、事前に金額を読みにくいのが実情です。相場は30万〜100万円程度(自社調べ)で、「数万円でできる」という前提で探すと、そもそも引き受けてくれる先が見つかりません。納期も3ヶ月〜半年程度(自社調べ)が目安になります。

結壇では、この分かりにくさを解消するために料金をコースごとにパッケージ化しています。

コース 元の仏壇のどこを使うか 料金(税込) 納期の目安
梅(部分リノベーション) 一部分を使用 四角型 118,000円 / 円背型 128,000円 約2〜3ヶ月
竹(フルリノベーション) 引き取った仏壇のみを使用 四角型 168,000円 / 円背型 188,000円 約2〜3ヶ月
松(オリジナルオーダー) サイズ・形に制約なし 298,000円〜 約3ヶ月

結壇では魂抜き(供養)の費用がコース料金に含まれています。仏壇の引き取り費は別途で、静岡18,000円・関東・東海28,000円・関西29,000円・北陸信越30,000円・四国37,000円・東北・中国38,000円・九州44,000円・北海道51,000円と、地域ごとに決まっています(いずれも税込)。金額の内訳はご利用料金のページにまとめてあります。

支払いのタイミングも先に確かめておきたいところです。結壇では仏壇をお引き取りしたあとに請求書を発行しますので、その場で契約金を用意していただくことはありません。

納期については、法要・お盆・実家の解体・引っ越しといった動かせない予定から逆算して考えてください。制作には最短でも2〜3ヶ月かかります。工程が多く、ある程度の期間が必要になるためです。日程が決まっている方は、その日付を最初の相談で伝えていただくと調整しやすくなります。

仕上がりとサイズの失敗|残す部分と納めるものを先に決める

仕上がりとサイズの失敗|残す部分と納めるものを先に決める

「思っていたのと違う」が起きるのは、どの部分を残すのかを言葉にしないまま任せてしまったときです。リメイクで活かせるのは、彫刻・扉・木材といった装飾や構造の部分になります。仏壇のどこに愛着があるかは家ごとに違いますから、結壇では残す部分を職人がご要望をうかがいながら決めていきます。

たとえば「この彫りだけは残したい」「引き出しの取っ手を使ってほしい」といった具体的な言い方が、いちばん伝わります。写真を送っていただければ、こちらも当たりをつけやすくなります。

結壇にお申し込みいただいた静岡市のA.M様からは、「仏壇の傷や色味をそのままに、小さな仏壇を作ってもらいました」という声をいただいています。長年の使用感をあえて残すという選び方もあります。ほかの方の声はお客様の声に掲載しています。

サイズの失敗は、置き場所の寸法だけを見て決めたときに起こります。市販のミニ仏壇でも、位牌が1柱しか置けなかった、扉を開くと壁に当たったという話は珍しくありません。中に何を納めるのかを、大きさと一緒に考えておくと防げます。

  • 今の位牌をそのまま入れるのか、小さく作り直すのか
  • おりん・線香立て・花立てをどうするのか
  • 過去帳や写真を一緒に納めたいか
  • 扉を開いた状態で置けるだけの幅が、棚やチェストにあるか

結壇では、小さな仏壇に合う仏具や位牌をオプションで用意しています。位牌の作り直し19,800円、おりんセット22,800円、仏具一式セット59,800円、仏像24,800円、過去帳の作成5,980円〜(1記帳につき3,000円加算)です(いずれも税込)。今あるものが入らない場合の受け皿があるとお考えください。

もう一つ、意外に多いのが仏壇そのものの寸法です。結壇では高さ・幅・奥行きの3辺合計400cm以内を目安にしており、お伝えいただいたサイズと現物が異なる場合はお引き取りできないことがあります。目測ではなく、メジャーで実際に測っておいてください。合計が400cmを超えるような大きな仏壇でも、できる限り対応方法を一緒に考えますので、そのままお知らせください。

供養と家族での失敗|誰が手配し、誰と決めるか

供養と家族での失敗|誰が手配し、誰と決めるか

加工の前の供養は、誰が手配するのかが曖昧なまま進むと抜け落ちます。リメイクを請け負う業者のなかには、供養をせずにそのまま加工に入るところもありますので、依頼先に確認しておきたい項目です。

閉眼供養(へいげんくよう)とは、仏壇から魂を抜くとされる儀式のことで、これを執り行うのは寺院や僧侶です。仏壇店は僧侶を手配する立場になります。結壇の場合は、お引き取りした仏壇を提携寺院で一つひとつ供養したうえで加工に入り、その費用はコース料金に含めています。

なお、宗派によって考え方が異なり、「魂抜き」「閉眼供養」という言葉を使わない宗派もあります。ご自身の宗派の正式な進め方は、菩提寺に確認すると確実です。作り直したあとに魂入れをするかどうかも同じく寺院で考え方が分かれますので、あわせて聞いておくと迷いが残りません。

菩提寺とのお付き合いがある方は、リメイクを決めた段階で一報を入れておくことをおすすめします。事後に伝えるより、法要の相談もしやすくなります。

家族との行き違いも、後から効いてくる失敗です。仏壇は家族みんなのご先祖さまをお祀りしてきたものですから、丁寧に向き合うためにも、決める前に兄弟や親御さんへ話しておきたいところです。「大きさを変える」「一部を残して作り直す」という話は、言葉だけだと想像しにくいものなので、こういう記事や写真を見せながら話すと伝わりやすくなります。

意見が分かれたときは、1つの仏壇から複数個を作って分ける方法もあります。誰か一人が引き受けるのではなく、それぞれの家に手を合わせる場所ができる形です。

依頼する前に確認したいこと

申し込みの前に、次の項目を一通り確かめておくと迷いが減ります。ここが埋まっていれば、6つの失敗はおおむね回避できます。

  • 見積もりの内訳がはっきりしているか(引き取り費・供養・仏具が含まれるか別か)
  • 追加費用が発生する条件を説明してくれるか
  • 加工の前に供養をするのか、しないのか
  • どの部分を残すのかを事前にすり合わせてくれるか
  • 納期がいつ頃で、遅れる場合に連絡があるか
  • 仏壇の3辺のサイズを正確に測ってあるか
  • 中に納める位牌・仏具・過去帳の扱いを決めてあるか
  • 家族に話してあるか

業者選びの目安としては、業界団体の存在も参考になります。全日本宗教用具協同組合(全宗協)は経済産業省が認可した全国組織で、仏事コーディネーターという資格制度もあります。加盟や資格の有無だけで判断するものではありませんが、聞いてみる材料の一つにはなります。

もう一点、自分で仏壇を解体しようとするのはおすすめしません。仏壇の内部は組み木で複雑に作られていて、特に金仏壇は持つ場所を間違えるだけで箔が剥がれてしまうことがあります。運び出しや解体は専門の業者に任せてください。

その場で契約しないことも大切です

仏壇に限った話ではありませんが、点検を口実に不安をあおって契約させる手口について、国民生活センターが注意を呼びかけています。住まいのリフォーム全般で共通する話として、その場で契約せず、複数の相手に相談することが勧められています。

訪問販売で契約した場合は、法律で定められた書面を受け取った日から8日以内であれば、書面またはメールなどの電磁的記録によって無条件で契約を解除できます(消費者庁 特定商取引法ガイド)。困ったときは消費者ホットライン188に相談できます。

こんな人におすすめ / おすすめしない人

リメイクがおすすめな人

  • 元の仏壇の木や彫りを、形を変えてでも手元に残したい方
  • 引っ越し・施設への入居・実家の解体で、今の大きさのままでは置けない方
  • 兄弟それぞれの家に、手を合わせる場所を作りたい方
  • 費用の内訳をはっきりさせてから決めたい方
  • 加工前の供養までまとめて任せたい方

リメイクをおすすめしない人

  • 決められた期日が近く、2〜3ヶ月の制作期間を待てない方
  • 費用をできるだけ抑えたい方(供養したうえで手放すほうが金額は下がります)
  • 今の仏壇の大きさと形をそのまま保ちたい方(仏壇洗濯のほうが合っています)
  • 手を合わせる対象さえあればよく、元の仏壇そのものにはこだわらない方

手放すと決めた方へ

読み進めるうちに、やはり手放そうと気持ちが固まった方もいらっしゃると思います。元の仏壇の状態によっては、無理に作り直すよりも、きちんと供養をしたうえで手放すほうが納得のいく形になることもあります。結壇では仏壇の処分と供養もあわせてご相談を受けていますので、どちらが合うか決めきれない段階でもサービスページからお問い合わせください。

よくある質問

Q. 傷やシミが目立つ仏壇でも、リメイクできますか。

元の仏壇の状態によっては、加工が難しい場合があります。傷みが激しいものや、部材が薄く再利用に耐えないものは、一般的にも対応が分かれるところです。結壇では状態をうかがったうえで、できる限り方法を一緒に考えます。なお、傷や色味をあえて残す仕上げを選ぶ方もいらっしゃいますので、傷そのものが理由で諦める必要はありません。

Q. 1つの仏壇から2つ作って、兄弟で分けることはできますか。

結壇では対応しています。1つの仏壇から複数個を作り、それぞれの家にお届けする形です。2つ以上のご注文で2つ目以降が30,000円引きになります。実家の仏壇を誰が引き受けるかで話が止まっている場合の解決策になることがあります。

Q. 遠方の実家にある仏壇でも頼めますか。

結壇は全国に対応しており、仏壇の引き取り費用を地域ごとに設定しています(静岡18,000円〜北海道51,000円・税込)。実家が空き家になっている、鍵の管理を親族がしているといった事情によって進め方が変わりますので、最初のご相談のときに状況をお伝えください。

Q. 仏壇の中に入っていた位牌や過去帳は、どうなりますか。

小さくした仏壇に納める、サイズに合わせて作り直す、供養したうえで手放すという選択肢があります。結壇では位牌の作り直しが19,800円、過去帳の作成が5,980円〜、仏具や位牌の引き取り供養が1箱5,000円です(いずれも税込)。全部を残すか一部だけにするかは、置き場所の広さと相談しながら決めていただく形になります。

Q. 菩提寺には、どのタイミングで何を伝えればよいでしょうか。

決めた段階で、引き取ってもらう時期と、どのくらいの大きさに作り直すつもりかを伝えておくとよいかと思います。宗派や寺院によって供養の考え方が異なるため進め方を確かめられますし、法要の予定とあわせて相談できます。菩提寺がない場合、結壇では提携寺院で供養を行いますので、そちらでお受けできます。

まとめ|確かめる順番さえ守れば、大きく外しません

仏壇のリメイクで起こる失敗は、費用・仕上がり・サイズ・供養・家族・納期の6つに整理できます。どれも申し込みの前に一言確かめておけば防げるもので、特別に難しい知識は必要ありません。

費用は一般的なリメイク業者で30万〜100万円程度(自社調べ)、納期は3ヶ月〜半年程度(自社調べ)が目安です。結壇では梅コース118,000円〜(税込)に供養の費用を含め、約2〜3ヶ月で仕上げています。金額の内訳はご利用料金のページをご覧ください。

仏壇を小さく作り直すという方法は、まだ世の中に広く知られていません。手放すか置き続けるかの二択で悩んでいた方が、「そんなやり方があるなら」と表情を変えられることがよくあります。どの残し方が合うか分からない段階でも構いませんので、結壇のサービスページからお気軽にご相談ください。

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