
こんにちは。仏壇屋3代目のこうすけです!
愛知で仏壇を処分する方法は、お住まいの市のごみ収集から仏壇店・専門業者への依頼まで複数あります。愛知県は54の市町村があり、同じ県内でも料金の決まり方がまったく違うため、まずはご自身の市のルールを確かめるところから始めてください。そして、すべてを手放すのではなく、仏壇の一部を小さく作り直して残す方法もあります。
この記事でわかること:
- 愛知で仏壇を処分する方法と、それぞれの費用・特徴
- 名古屋市の仏壇の粗大ごみ手数料と、令和8年10月1日からの改定内容
- 岡崎市・豊田市・豊橋市・一宮市・春日井市の料金の決まり方と申し込み手順
- 処分前の供養(魂抜き)の進め方と、業者を選ぶときの確認点
- 名古屋仏壇・三河仏壇を捨てずに手のひらサイズへ残す方法
実家じまいや住み替え、介護施設への入居をきっかけに、愛知のご実家やご自宅に残った仏壇をどうするか悩んでいる方に向けて書きました。
【早わかり】愛知の仏壇処分の要点
- 名古屋市は粗大ごみ処理手数料の品目に仏壇があり1,000円。ただし収集日が令和8年(2026年)10月1日以降になると2,000円に変わります(市公式)
- 同じ令和8年10月1日から、名古屋市は粗大ごみの対象の決め方も「30cm角を超えるもの」から「容量45リットルの指定袋に入らないもの」に変わります(市公式)
- 岡崎市は3辺の合計と重さで900円〜1,800円、豊田市は600円〜1,200円、豊橋市は500円〜1,500円、春日井市は1個1,000円と、金額の決まり方が市ごとに異なります(市公式)
- 閉眼供養(魂抜き)のお布施は1万〜5万円程度、供養と引き取りまで仏壇店・専門業者に頼んだ場合の総額は2万〜6万円程度(いずれも自社調べ)
- 結壇の処分サービスは全国一律のサイズ別料金8,800円〜(税込)で愛知でも同額。搬出込み・お布施不要で、仏壇の一部を写真立てや手のひらサイズとして残せます
稲垣 亘佑いながき こうすけ
創業60年の仏壇製造会社の3代目です。仏壇の一部分をそのまま活用し、手のひらサイズの仏壇に生まれ変わらせる結壇(ゆいだん)というサービスをやっています。大切な仏壇の想いと歴史を受け継ぐお手伝いをさせていただきます。
愛知で仏壇を処分する方法は6つ|費用と特徴を一覧で比較

愛知で仏壇を手放す方法は、大きく分けて6つあります。比べやすいように、当店・結壇の処分サービスと、小さく作り直して残すリメイクも同じ表に並べました。ご自身の状況に近いところから読んでみてください。
| 方法 | 費用の目安 | 供養(魂抜き) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| お住まいの市のごみ収集 | 名古屋市は仏壇1,000円(収集日が令和8年9月30日まで)、岡崎市は3辺の合計と重さで900円〜1,800円、春日井市は1個1,000円など(市公式) | なし(自分で僧侶を手配) | 最も安い。ただし指定場所までの運び出しは自分で行う |
| 処理施設への自己搬入 | 豊橋市の資源化センターは無料、岡崎市・豊田市・春日井市は10kgごとに200円(市公式) | なし(同じく自分で手配) | 車と人手が要る。事前予約や電話連絡が必要な市がある |
| 菩提寺に供養を依頼し、処分は別で手配 | お布施1万〜5万円程度(自社調べ) | 僧侶が執り行う | 供養と本体の処分は分けて考えるのが基本 |
| 仏壇店・仏具店 | 小型1万〜2万円程度・大型は数万円程度(自社調べ) | 店により僧侶手配の可否が異なる | 愛知は仏壇店が多い地域。持ち込みか引き取りかを確認する |
| 不用品回収・遺品整理業者 | 1万〜4万円程度(自社調べ) | 業者による(供養なしも多い) | 実家の片付けとまとめて頼める。許可の有無を確認する |
| 郵送のお焚き上げサービス | 1箱5,000円〜1万円程度(自社調べ) | サービスによる | 小型の仏壇・仏具向け |
| 結壇の処分サービス | 全国一律8,800円〜79,800円(税込・サイズ別) | 仏壇供養22,000円(お布施不要・全宗派対応) | 搬出込みで当日は立ち会いのみ。一部を写真立てにしてお返しする |
| 結壇のリメイク(残す) | 118,000円〜+引き取り費28,000円(愛知県) | 供養込み | 仏壇の一部を手のひらサイズに作り直す。納期は約2〜3ヶ月 |
ここで一つ、当店がいつもお伝えしている考え方があります。「供養は菩提寺(僧侶)に、本体の扱いは別の手段で」と役割を分けることです。寺院が仏壇本体まで引き取るのは極めて稀ですから、供養の依頼先と処分の依頼先は別々に決めるものだと思っておくと、途中で迷わずに済みます。愛知は寺院の数が全国で最も多い県で、菩提寺とのお付き合いが今も続いているご家庭が多い土地柄です。だからこそ、この役割分担を先に決めておくと話が早く進みます。
名古屋市は仏壇1,000円|10月1日以降の収集は2,000円に変わります
名古屋市は、粗大ごみ処理手数料の例に仏壇が品目として載っている数少ない自治体です。金額は1,000円で、市の公式ページで品目名から直接確認できます。仏壇の扱いが公式で断定できる市は多くないので、名古屋市にお住まいの方はここで迷わずに済みます。
ただし、料金は改定を控えています。市の案内では「収集日が令和8年10月1日(木曜日)以降となる粗大ごみ」から新しい手数料が適用され、仏壇は1,000円から2,000円に変わります。手数料の区分自体も、現行の250円・500円・1,000円・1,500円の4段階から、250円・500円・1,000円・1,500円・2,000円・2,500円の6段階に広がります。
ここで気をつけたいのは、申し込んだ日ではなく収集日で新旧の金額が決まるという点です。9月中に申し込んでも、収集日が10月1日以降なら2,000円になります。名古屋市はインターネットでの新規受付を収集日の7日前で締め切るため、9月中に出したい方は日程に余裕をみて申し込んでください。
同じ令和8年10月1日から、粗大ごみの対象の決め方も変わります。現行の「30センチメートル角を超えるもの」から「容量45リットルの指定袋に入らないもの」が基準になります。仏壇はどちらの基準でも粗大ごみに当たりますが、仏具や小物をまとめて片付ける際は基準が変わることを頭に入れておくとよいと思います。
申し込みは粗大ごみ受付センター(0120-758-530・月曜〜金曜9時〜17時)か、インターネット受付(24時間)です。携帯電話や県外からかける場合は052-950-2581になります。手数料表に載っていない品目は、環境局作業課(052-972-2394)が問い合わせ先です。
愛知は市で料金の決まり方が違う|主要5市の扱い
愛知県は38市14町2村の54市町村で構成され、ごみのルールは市町村ごとに決まっています。金額そのものより先に「何で金額が決まるのか」を知っておくと、自分の仏壇の場合いくらになるか見当がつきます。ここでは公式情報を確認できた5市を紹介します。
| 市 | 料金の決まり方と金額 | 申し込み・注意点 |
|---|---|---|
| 岡崎市 | 3辺の合計と重さで4段階。900円(合計200cm未満かつ20kg未満)/1,200円(300cm未満かつ40kg未満)/1,500円(400cm未満かつ60kg未満)/1,800円(500cm未満かつ80kg未満) | 受付センター0564-22-2000(平日9時〜16時)かWEB。1回の収集は5点かつ5,400円以内。収集日の朝8時30分までに屋外へ |
| 豊田市 | 品目別に600円・900円・1,200円の3区分。納付券は300円券の1種類で、金額に応じて2枚〜4枚貼る | 受付センター0565-25-5353(祝日も9時〜17時)かLINE(最大5個)。収集日の朝8時30分までに自宅前へ |
| 豊橋市 | 大きさ別に500円・1,000円・1,500円の3区分(大きなごみ証紙を貼る) | 家庭ごみコールセンター0532-69-0530かインターネット。収集日の朝8時30分までに指定場所へ |
| 一宮市 | 粗大ごみ処理手数料納付券を1点につき1枚貼る方式 | 受付センター0120-138534(平日9時〜17時)かインターネット。締切は収集日の7日前。地区ごとに収集日が週1回 |
| 春日井市 | 1個につき1,000円の一律(家電リサイクル法対象品などは別料金) | クリーンセンター持ち込みは10kgごとに200円で、事前に0568-88-0247へ電話連絡が必要 |
岡崎市は3辺の合計と重さで金額が決まります
岡崎市は、高さ・幅・奥行きを足した長さと重さの組み合わせで手数料が4段階に分かれます。市は「粗大ごみ受付センターに予約の電話をした際に、高さ、幅、奥行きそれぞれの長さとおおよその重さを伝えて、収集料金の確認をしてください」と案内しています。品目一覧に仏壇が載っているわけではないので、実際に測ってから電話をかけるのが確実です。
インターネット上には岡崎市の仏壇の金額を断定して書いている記事もありますが、市の公式情報にその記載はありません。金額は寸法と重さ次第で変わりますから、ご自身の仏壇を測った数字で確認しましょう。ちなみに3辺の合計で料金が決まる考え方は、後で紹介する結壇の処分料金とも同じ物差しです。メジャーで一度測っておくと、どの方法を選ぶにしても話が早くなります。
豊田市・豊橋市・一宮市・春日井市の場合
豊田市は「豊田市指定ごみ袋に入らないものは粗大ごみです」という定義で、戸別回収は600円・900円・1,200円の3区分です。納付券が300円券の1種類しかないため、900円なら3枚というように枚数で調整します。手数料一覧表に載っていない品目は電話で問い合わせるよう市が案内しているので、仏壇については受付センターか循環型社会推進課(0565-71-3001)に確認するのが確実です。
豊橋市の「大きなごみ」は500円・1,000円・1,500円の3区分で、証紙を購入して貼ります。手数料の区分表に仏壇の品目はないため、家庭ごみコールセンターで区分を聞いてから証紙を買うと無駄がありません。
一宮市は、指定ごみ袋に入らないもの、縦・横・高さのいずれかが60cm以上のもの、大きさに関係なく6kg以上のものが粗大ごみに当たります。納付券は1点につき1枚です。額面と購入できる場所は、受付センター(0120-138534)に申し込むときにあわせて確認しましょう。
春日井市は品目を問わず1個1,000円です。クリーンセンターへ自分で持ち込む場合は10kg以上の部分について10kgごとに200円で、搬入前にクリーンセンター(0568-88-0247)への電話連絡が要ります。搬入できる物とできない物があるため、その電話のときに仏壇の可否も聞いておきましょう。
ここまで取り上げた名古屋市を含む6市以外にお住まいの場合も、まずは市町村の受付窓口に「仏壇を出せますか」と聞くところから始めるのが早道です。愛知は市町村の数が多く、同じ県内でも答えが変わります。
持ち込みは安いけれど、運び出しは自分で行うのが前提です
愛知には持ち込みが無料・低額の市があります。豊橋市の資源化センターは無料で、岡崎市の中央クリーンセンター、豊田市、春日井市は10kgごとに200円です。金額だけを見れば、これが一番安く済みます。
一方で条件も付きます。豊橋市は日曜に搬入する場合、金曜までに資源化センターへ電話予約が必要です。春日井市は事前の電話連絡が必須で、受付は平日のみ、支払いは搬入後に計量して現金で行います。
そして見落とされがちなのが、運び出しは自分で行うという前提です。岡崎市は「有料戸別収集では、収集員が粗大ごみを室内から運び出すことはできませんので、ご自宅の玄関の外や駐車場といった道路に面した場所にお出しください」と公式に明記しています。仏間の奥から玄関まで、そして車への積み下ろしまでを家族で担えるかどうかが、この方法を選べるかの分かれ目になります。愛知に多い大きな金仏壇は、扉や彫刻を傷めずに動かすだけでも大人二人がかりになることが少なくありません。
仏壇店・不用品回収業者に依頼する場合の費用と選び方

運び出しまで任せたいなら、業者への依頼が現実的です。愛知は名古屋仏壇・三河仏壇の産地ということもあって、仏間に立派な仏壇が据えられているご実家が多く、階段や狭い廊下から出せずに困っているというご相談を本当によくいただきます。
費用の目安は、仏壇店・仏具店での本体処分が小型で1万〜2万円程度、大型は数万円程度(自社調べ)です。不用品回収・遺品整理業者は1万〜4万円程度(自社調べ)で、供養まで含めた総額でみると愛知県内でも2万〜6万円程度(自社調べ)に収まることが多くなります。
依頼先を選ぶときは、次の4点を確かめてください。
- 供養(僧侶手配)の可否: 閉眼供養を執り行うのは寺院・僧侶であり、仏壇店や回収業者ではありません。「供養付き」と書かれていても、僧侶が読経するのかどうかを聞いておきましょう
- 料金の内訳: 本体の処分費が安く見えても、供養が別料金で数万円加算される料金体系があります。出張料や階段作業費まで含めた総額で比べると、あとで金額が動きません
- 許可の有無: 家庭から出る仏壇の収集・運搬には、一般廃棄物収集運搬の許可が関わります。無許可の回収業者とのやり取りは避けたいところです
- 中身の最終確認: 貴重品の見落としは家族だけでは防ぎきれません。引き取り当日に業者と一緒に中を確認できるかを聞いておくと万全です
見積もりを頼むときは、仏壇の高さ・幅・奥行きを実際に測って伝え、仏間から玄関、車を停める場所までの経路を写真で共有しておきましょう。当日になって追加費用の話が出る事態を防げます。
処分前の供養(魂抜き)はどうする|愛知で僧侶に頼む方法

仏壇を手放すときは、供養をしてから送り出す方が気持ちの区切りがつく、という考え方が一般的です。長く手を合わせてきた場所に感謝を伝えることで、後から悔いを残さずに済みます。
閉眼供養(へいげんくよう)とは、仏壇を手放す前に僧侶に読経してもらう儀式のことで、「魂抜き」とも呼ばれます。ただし宗派によって考え方が異なり、「魂抜き」「閉眼供養」という言葉を使わない宗派もあります。ご自身の宗派の正式な進め方は、菩提寺に確認すると確実です。
菩提寺がある場合
菩提寺とのお付き合いが続いているなら、まずそちらに相談するのが一番の近道です。お布施の目安は1万〜5万円程度(自社調べ)で、自宅に来ていただく場合は御車代・御膳料として数千円〜1万円程度(自社調べ)を別に包むのが慣例になっています。
このとき、本体の引き取りまでお願いできるとは考えないほうが無難です。寺院が仏壇そのものを引き取るのは極めて稀ですから、供養は菩提寺に、本体の扱いは業者にと分けて手配するのが現実的です。ご実家が三河や尾張の郊外にあり、ご自身は名古屋市内や県外にお住まいという場合も、供養の日程だけ帰省に合わせて組めば無理なく進みます。
菩提寺がない場合
菩提寺がない、あるいは長く疎遠になっているなら、僧侶手配サービス(お坊さん派遣)という方法があります。閉眼供養は3万〜5万円程度(自社調べ)の定額制が多く、お布施や御車代を含んだ料金設定が一般的です。
もう一つは、供養込みの処分サービスを使う方法です。結壇では提携寺院の住職が全宗派に対応して供養を執り行うため、僧侶をご自身で探していただく必要がありません。
結壇の仏壇処分サービス|愛知でも全国一律料金・お布施不要

当店・結壇の処分サービスは、全国一律のサイズ別料金です。愛知県だからといって加算されることはなく、搬出作業まで料金に含まれています。市ごとに料金の決まり方が分かれる愛知では、先に総額が分かる点をありがたく感じていただけるはずです。
| 仏壇の3辺合計 | 処分料金(税込) |
|---|---|
| 〜150cm | 8,800円 |
| 〜200cm | 21,800円 |
| 〜250cm | 29,800円 |
| 〜300cm | 37,800円 |
| 〜350cm | 45,800円 |
| 〜400cm | 79,800円 |
小型の仏壇であれば、梱包して送っていただく郵送処分(120サイズまで)が一律4,800円です(送料はお客様のご負担)。
供養を付ける場合は、仏壇供養22,000円・仏具供養1箱5,000円です。提携寺院である清養寺(静岡県藤枝市)の住職が全宗派に対応して執り行い、お布施はいただきません。結壇では、吊り下げやクレーンなどの特殊作業を除いて追加料金は発生しません。
結壇ならではの点として、処分であっても仏壇の一部を写真立てにリメイクしてお返ししています。供養が済んだ証である「祈りの証」プレートとあわせて、供養後およそ1〜2ヶ月でお手元に届きます。「処分はするけれど、何も残らないのは寂しい」と感じている方にこそ知っていただきたい仕組みです。
愛知からの利用の流れ
結壇は全国対応(一部地域を除く)で、愛知県にも出張引き取りでうかがいます。工房と提携寺院は静岡にありますが、店舗へ持ち込んでいただく必要はありません。
- 電話またはLINEで相談する
- 見積もりを確認し、引き取り日を調整する
- 当日はスタッフまたは提携の物流サービスが搬出します。お客様は立ち会いのみで大丈夫です
- 提携寺院で供養を行い、写真立てと「祈りの証」が届く
搬出は提携の大手物流サービスが担当します。古い家屋の急な階段でも、マンションの共用部を通る場合でも、事前に状況をお知らせいただければ段取りを整えます。サービスの詳しい内容は結壇のサービス案内をご覧ください。
捨てずに残すという選択肢|名古屋仏壇・三河仏壇を手のひらサイズに

ここまで処分の方法をお伝えしてきましたが、愛知の方に一番お伝えしたいのはこの選択肢です。仏壇は、処分するだけでなく「小さく作り直して残す」ことができます。
愛知は仏壇・仏具の一大産地です。名古屋仏壇と三河仏壇はともに国の伝統的工芸品に指定され(いずれも昭和51年12月15日指定)、名古屋市を中心とした尾張仏具も平成29年1月26日に指定を受けています。名古屋仏壇は漆塗りの木地に金箔などを組み合わせた豪華な仕様が特徴で、三河仏壇は漆塗りと蒔絵を主体とした装飾が持ち味です。どちらも工程ごとに職人が分業して作られてきました。愛知のご実家に据えられている仏壇は、地元の職人が手をかけた一台であることも多いはずです。
その一方で、愛知県内の空き家は約43万3,000戸、空き家率は11.8%と、昭和38年(1963年)の調査開始以降で最も多くなっています(令和5年住宅・土地統計調査)。実家が空き家になり、仏間に仏壇だけが残っているというご相談が増えているのも、こうした住まいの事情と重なります。
「実家の大きな仏壇を、今のマンションには持っていけない」。この困りごとと、「代々受け継いできた仏壇をただ捨てるのは忍びない」という気持ちの両方を抱えた方が、本当に多いと感じています。
仏壇のリメイクには、大きな仏壇を小さく作り直す「ダウンサイジング」と、元の形を活かして洗浄・塗り直しできれいにする「仏壇洗濯(せんたく)」の2つの手法があります。仏壇洗濯は金仏壇に施されることが多い手法です。リメイクを手がける業者はまだ少なく、こんな方法があると知らなかったとおっしゃる方がほとんどですが、確かに存在する選択肢です。
結壇はこの2つに加えて、手のひらサイズまで小型化する方法をご用意しています。扉や彫刻など思い入れのある部分を職人が活かし、今の住まいに置ける小さな仏壇へ作り直します。「この彫りだけは残したい」といったご希望をうかがいながら、どこを使うかを一緒に決めていきます。1つの仏壇から複数個お作りして、実家の仏壇をごきょうだいで形見分けする使い方もできます。
費用と納期の目安は次のとおりです。
- 一般的なリメイク業者: 30万〜100万円程度(自社調べ)・納期は3ヶ月〜半年程度
- 結壇: 118,000円〜(税込)+引き取り費28,000円(愛知県)・納期は約2〜3ヶ月
結壇では魂抜きをしたうえで加工に入ります。その費用も料金に含まれているため、別途お布施をご用意いただく必要はありません。仏壇の3辺合計が400cmを超える場合も、できる限り対応方法を一緒に考えますので、まずはお気軽にご相談ください。
コースごとの料金はご利用料金に、実際にご利用いただいた方の感想はお客様の声にまとめています。
結壇の仏壇処分・リメイクはこんな人におすすめ
こんな人におすすめ
- 愛知のご実家の仏壇を、供養してから手放したい人
- 大型の金仏壇で、仏間からの運び出しを任せたい人(当日は立ち会いのみ)
- 収集日の朝8時30分までに玄関先まで運び出すのが難しい人
- 「◯◯円から」ではなく、一律料金で総額を先に知っておきたい人
- 処分するとしても、写真立てなど何かの形で手元に残したい人
- 実家の仏壇を、マンションでも置けるサイズにして受け継ぎたい人
おすすめしない人
- とにかく費用を最優先したい人。自分で運び出せるなら、お住まいの市のごみ収集が最も安く済みます。名古屋市なら仏壇1,000円(収集日が令和8年9月30日まで)です
- 供養は不要と家族で決めていて、廃棄だけできればよい人
- 菩提寺との関係を第一に進めたい人。その場合は供養を菩提寺にお願いし、本体の処分だけを別で手配するのがよい形です
どの方法を選ぶにしても、ご家族・ご親族に一声かけてから進めることをおすすめします。もめごとを避けるためというだけでなく、家族みんなのご先祖さまだからこそ、みんなで見送り方を決めたほうが気持ちよく前に進めるからです。
愛知の仏壇処分でよくある質問
Q1. 位牌や過去帳、仏具も一緒に頼めますか?
結壇では仏具・位牌の引き取り供養を1箱5,000円で承っています。位牌は菩提寺がある場合、僧侶に引き取っていただいて位牌堂に安置する方法もあります。過去帳はご家族の記録として手元に残す方が多いので、一度開いて中を確かめてから決めてください。
Q2. 市の窓口に問い合わせるとき、何を伝えれば料金が分かりますか?
高さ・幅・奥行きの3辺の寸法と、おおよその重さの4つを伝えると話が早いです。岡崎市のように寸法と重さの組み合わせで金額が決まる市では、この4つが分かれば電話口で区分を教えてもらえます。台座や扉を含めた一番大きいところで測るのがこつです。
Q3. 実家が愛知で、自分は県外に住んでいます。どう進めればよいですか?
相談から見積もり、日程調整まで電話とLINEで進められます。引き取り当日は立ち会いのみで済むため、帰省のタイミングに合わせて日程を組むのが現実的です。ご実家の鍵の手配と、当日どなたが立ち会うかだけ先に決めておくと段取りが楽になります。
Q4. 空き家になった実家で、仏壇以外の家財も残っています。まとめて頼めますか?
結壇でお引き受けしているのは仏壇と仏具・位牌です。家具や家電まで含めた家財一式の片付けは、遺品整理業者にお願いする形になります。順番としては、先に仏壇の引き取り日を決めてから家財整理の日程を組むと、供養を後回しにせずに進められます。
Q5. 金箔や蒔絵のある仏壇でも、一部を残して作り直せますか?
作り直せます。職人が状態を見たうえで、彫刻や扉、木材など活かせる部分を選んでいきます。金箔や蒔絵の意匠が残る面をあえて正面に使うこともありますので、「ここを残したい」というご希望があれば最初にお聞かせください。ごきょうだいで分けたい場合は複数個お作りでき、結壇では2つ目以降が30,000円引きになります。
愛知は市によってごみのルールが分かれるうえ、名古屋市は10月に料金が変わります。調べるだけでもひと苦労だと思いますが、手放すにしても残すにしても、ご家族が納得できる形で見送れるよう当店がお手伝いします。まずはサービス案内からお気軽にご相談ください。